いやーつきなみなタイトルですね 笑。
ここ足元でいくつかのことに出くわして、今やUK、そしてロンドンも変わりつつあるのだと感じています。実は、つい先日、ロンドンで働いていた時の同僚のLinkedinアカウントを見る機会があったのですが、なんと彼女は今パリで働いている。。。
実は、彼女はイギリス人ではなく、他のEU加盟国から中学生くらいの時にUKに来たらしいのですが、市民権はもっていないと言っておりました。で、あの2016年のリファレンダムの時には相当落ち込んでいて、「もうロンドンにはいられないかもしれない。。」と。
その時は、UK在住のEU出身者の将来はまだまったくわからなかったのですが、足元のノーディールBrexitでますます怪しくなるのではと感じています。阻止のために野党中心に攻勢をかけていますが。。。
そしてここ最近、DMMで出会った先生でやはりイギリスから出たという人が複数。かの地で比較的長く暮らしてきただけあって実に美しいブリティッシュアクセントなのですが、もはや将来への不安を見切って出たとのこと。
実に悲しいですね。多様性こそがロンドンの魅力なのに。。。
経済的な観点では、ずっと低迷を続けてきた英国経済を救ったのは、かのマーガレット・サッチャーさん。首相のオープン政策によって、産業は私有化されて効率が高まるとともに、移民の流入が多くなり、結果、1000万人も人口が増えた。GDPとは実に単純な計算式で人口が多いほうが勝ち。単一国家で1億人を超える国はすくなく、したがってながらく米国と日本がGDPのツートップだったこと、そして中国が今や2位であることは極めて理解しやすいわけです。
一方、わたしの身の回りの事象だけをみてもうこういうことですから、おそらくは、将来のことを考えて出ていく人が多くなり、人口が減少するのではと想像します。そうなれば経済も縮小する。。。。
色々とありますが、ぜひとも良い着地になることを祈ります。とくに長年イギリスで暮らしてきたEUの人たちが、今後も安心してUKで暮らせるような対策がとられることを祈ってやみません。
おわり。
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