なんかちょっと懐かしいタイトルですね、、、ごく少数の方しか気づかないか 笑。
そんなことはさておき、今日のお題は契約。
私、Jakeは日々海外とのやりとりをしている見た目は東京のビジネスマン、本質的には浪速商人なのですが、日本と海外で大きく変わるのが「契約」なんです。
雇用契約から、事業提携の契約、それからM&Aに到るまでまあ違うこと。最近日本のビジネスシーンもやっとそういう観点では進みつつあって、M&Aなんかは結構近い契約形態に近づきつつある感じでしょうか。
一方、雇用とか通常のサービスアグリーメント、そして事業提携とかはやっぱり契約書の分厚さが全然違うんです。
事業責任者同士が、「こういうので行きましょうね」と実務的な内容をしっかり確認した後でも、双方の弁護士同士で延々と契約書のやりとりが続くのです。もう少しでも法的リスクを少なくしようと双方がファイトします。これがもう大変!!
まさに今もそういうことをやっておりまして。。。。。土曜の朝なのに。。。。
なぜかと言いますと、とっても簡単で、要は訴訟の数が全く違うからなんです。
以前にアメリカで、ガーデンの手入れをされていた方と雑談することがあって、たまたま日本から移住した方だったのですが、こうおっしゃってました。
「ガーデンの手入れで雇った人たちですら、やれ手を切ったとか、腰が痛いとかで訴えてくるんですよ、この国に来たのが間違えだったかと思っちゃいますよ。」
なんて。
実際にオフィスでも、「腰を痛めたのは椅子が悪いからで、特別な椅子を会社は用意すべきだ」なんて人事に書面でクレームしてくるケースもありました。
あるいは、上司が自分の「ジョブディスクリプションを侵害して自分のやるべき仕事を取った」なんて言って訴えるパターンも普通にあります。
社員ですらそれですから、会社間の契約となるともう権利の主張、免責、制限事項などてんこ盛りでして、これらの英語の書類を確認するのはもうたいへーーーーん、なのです。
これに関しては慣れるということがほぼありません。いつも悩まされますね。
でも、、、、、やっぱりグローバルに仕事ができるってエキサイティング。
苦労を超えるやり甲斐があるって感じでしょうか。
なので、、、浪速商人はどこまでも行ってしまうのでした。
まいど、おおきに!!!
おわり。
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