またまたご無沙汰になってしまいました。。。。
ここ3週連続出張。
香港→博多→バルセロナ。
なぜか出張が続くのです。
バルセロナはカンファレンスで1日7社、8社打ち合わせでほとんどイベント会場で過ごすという悲しい事態でしたが、熱くも寒くもなく、とてもいい気候でした。
夜はやはりビジネスディナーでしたが、2年ぶりに食べるスペインでの食事に懐かしさを感じました。
スペイン料理といえば、タパス。タパスといえばオリーブオイル。
以前にセビーリャからコルドバや、アランブラに旅行しましたが、市街地をはずれるとおおむねずーーーーと、延々オリーブ畑が続きます。驚くことに土地の色はオレンジから赤に近い土の色です。
もう日本とはおおよそ違う様相が延々と続きます。それを見ながら、「これだけオリーブを消費するってどうよ?」とおもったりしましたが、タパスのことを考えるとそれも納得。タコやエビもオイルの中を泳いでいる感じだし、アヒージョしかり。
そして南スペインではパエリアを食べますが、これこそが日本で食するものとは根本論が違います。
水で炊くというよりは、オリーブオイルで炊くというイメージです。
私の感覚からすると「オリーブオイルご飯」です。
以前にバルセロナに初めてきたときはこれをすごく楽しみにしていたのですが、2回くらいパエージャを食べて、あきらめました。
「これはあかん。。」
2口くらいはおいしいのですが、日本のごはん料理の感覚で食べるものではありません。
結構重いです。
イタリア人も「オリーブオイルはオリーブジュースだよ」とかいいますが、本当にそういう感じなんでしょうね。彼らにとっては。
ドイツ人の人が、とくにミュンヘンの人なんかは「ビールは液体のパンだよ」なんて言ってましたが、おおよそ食べ物に対する感覚値が違うというのはあります。
ちなみにマドリッドではパエリアには巡り会えません。この地域ではないそうです。
そしてスペインといえばあはり魚介。
この点は日本人にはありがたいのですが、やっぱりオイルを多用しますね。
悪いことばかり書いたような気がしますが、これは私のような年齢の人にとってということであり、若い人たちにとっては全く問題ないことでしょう。
ということで、その土地、その土地に食事の文化があり、赤ん坊のころから食べているものに体が慣れる、そう作られるということで、現地の人にとってはそれがソールフードなわけです。
あとは生ハム。これはもうすばらしい。
安いものは現地でもダメですが、生ハムの頂点であるどんぐりしか食べさせないイベリコのハムは本当にナッツの香りがします。
これは日本ではであったことがありません。ロンドンでも2度だけでした。
実にすばらしいです。
ということで、欧州旅行に行かれるなら、スペインはとてもおすすめです。個人的にはマドリッドよりバルセロナ、そしてバルセロナよりもセビーリャでしょうか。セビーリャなどは街路樹がすべてオレンジで町中にオレンジがなっているという素敵な雰囲気です。
まだまにあうかしら、大型連休に駆け込まれるというのもありかもですよ!
おわり。
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