日本でも地域によって言葉、習慣、食べ物が違うというのは当然で、それが旅の楽しみでもあります。
私は東北というのはほぼ行ったことがなくって、スキーに2回程度行ったくらい。いつも東京駅の成田エクスプレスの乗り場に行く時に、東北ツーリズム関係のポスターを見ると、「行ってみたいな」と思うのです。結構簡単に宣伝にやられていますw
そしてそれは同じ島国であるイギリスも同じ。
以前にも書きましたが、当時ロンドンの自宅でBBCを見ていた時、スコットランドの島々を紹介する番組をやっていました。フェアアイル、アイルオブスカイ、、、そして、どちらかに行ってみたいと思い調べたところ、フェアアイルはフェリーで行くことになり、ロンドンから3日間の日程ではちょっときついかも、、、そして結果としてアイルオブスカイに行くことを決定。
飛行機のチケットを取り、週末にスコットランドのインバーネスという街までひとっ飛び、そして空港に到着。
出くわした風景が写真の通りです。
「え!!!やっぱり履いてるんだ。。」
そうです、これスコットランドの正装です。
ミュンヘンのオクトーバーフェストに行った時も皆さんがドイツの民族衣装を着て集まっているのをみてとても楽しかったのですが、これも同じですね。やっぱりこういう伝統を引き継いでいくというのはとても大切だと思います。
そして空港から街に到着したら、大学の卒業のパレードに遭遇したのですが、やはりこの衣装がいっぱい。
「インバーネスにきてたった2時間程度でこんなに出くわすんだ」
と現地の雰囲気にすぐさま触れることができて幸せ。
そして昼からやっているパブに入ったところ、ロンドンと全然違うのです。当たり前かもしれないのですが、スコッチウイスキーのボトルだらけ!
パブといえばビールと思っていたら大間違いです。
そして普段は飲まないけど、一杯だけスコッチを注文してお釣りをもらった瞬間に驚愕。
なんとスコットランドではオリジナルの紙幣(ポンド)が流通しているのです。
同じポンドなんだけど、クイーンエリザベスではない!
聞くと、ロンドンでも使えるらしいです。
この時点で、スコットランドというのは国で、そして政府を持っているという事実を思い出しました。
イングランドも国、そしてウェールズも国です。アイルランドも。
ちなみに、国家の集合体を表すときは英語では "the" がつきます。
The United States of America
The United Kingdom of Britain
という具合です。日本はtheはつきませんよね。単一国家ですから。
ま、それはいいとして、次の日にアイルオブスカイをめぐるバスツアーに参加したのですが、バスガイドのお兄さんが喋っている英語が全くわからない 汗。
そう、彼は生粋のスコティッシュだそう。
そして彼曰く、同じスコティッシュでも南の方と北のほうでは全然違うとのこと。
ということで、地方によって言葉が違うというのはありますが、さらに地域によっても違うと。
そりゃそうですね、大阪と京都と神戸では違いますからね。関西人でないとわかりませんがw
ということで本日はスコットランドの思い出についてでした。
おわり。
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