英語を英語で教えるイマージョン教育が文科省の意向で、すでに高校では行われ、中学からは2021年度から開始されます。称賛する声がある一方で、批判的な見方をする所もあります。個人的には、すべての英語学習を英語する必要はないのではないかと思います。
まず、英語を英語で教えられる先生の不足です。どれだけの先生が英語を「話す」ことが出来るでしょうか。また、英語の文法事項を英語で教えるとなると結構専門的な知識も必要ですし、それを英語が未熟な生徒に教えるとなると厳しいのではないかと思います。英語を英語のまま理解する能力は必須です。リーディングやリスニングで日本語に訳しながら問題を解くと時間がかかりますし、どうしてもこのやり方だと限界があります。
個人的にはイマージョン教育をするとすれば、逆に初心者からなのではないかと思います。逆に早い段階で英語の発音などに慣れ親しんでいれば、その後が楽になるのではないかと思います。現地の幼稚園や小学校で使うように、何か直感的に問題を解いていくような教材であれば、慣れ親しんでいくのではないでしょうか。
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