先日、再びテキサスに渡航をしました。会社のメンバーと。
3名での渡航だったのですが、うち一人はアメリカが初めて、そしてもう一名も10年ぶり以来のアメリカで2、3回目くらいとのこと。
一方、わたしのほうは、、、渡航回数はもう数えたことがありません。。
お二方は何を見ても、何を食べても刺激的なようで、見ていて非常にこちらも楽しかったです。
ホテルでのティップのマナー、レストランでのティップのマナー、、、いろいろと聞かれて都度答えるという感じの出張だったのですが、こういうのはとても楽しいですね。
それにくわえて、当然、仕事の話になるのだけど、特に人事の話に驚いていたようです。
まず、基本、5年以内に退職して、次の仕事でキャリアアップするというのが当然のメンタリティーであること。
年齢給などなく、ジョブディスクリプションが上がっていかないと給与は上がらず、いわゆるベースアップや年齢給というものはないということ。
特に年齢給なんていうものがあると、それはage discrimination つまり年齢差別で訴えられます。
なので履歴書には当然、年齢をかくところも性別を書くところもありません。
そして誰かに昇格してほしいときは、あえて期待するジョブディスクリプションを社内で開示し、均等に応募の機会を設け、意中の人物以外に応募があった場合にも、人事やウイットネス同席のもとに面談をして合理的判断のもとに昇格を決定するなど、およそ二本の人事プロセスとは全くことなります(イギリス)。
また、日本の企業が北米などに進出するときは、日本の給与規定にあわせるなどは愚の骨頂。そもそもアメリカではHRエージェント、コンサルティングが業界別、企業規模別、職種別、ポジション別の給与テーブルのような資料を持っています。
したがって、その地域のその業種のその企業規模のその職種のそのポジションに応じたオファーをすることが求められます。
それが日本の本社の給与テーブルとあわなくとも、それにあわせないと現地では「非常識」な企業としてうつります。
こういうことを説明する中で、会社の仲間はやはり一部驚きがあったようです。
買い物や飲食、仕事、すべてにおいてそれぞれの国の常識というものがありますよね。
はじめていく国、初めて住む国でそういうことをひとつひとつ驚きながら覚えていく、、、とても刺激的なプロセスです。
やっぱり一度は海外に住んでみられることをお勧めします。
それでないとわからないことは山ほどあるから。
世界は広いですよね。本当に。刺激に満ちています!
おわり。
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