ロンドンからの帰国が内定した2016年の夏の終わり、これはもう旅行しまくるしかないわ、、、と考え、自分のバケットリストを作成。このバケットリストというのは英語で、「一生のうちに一度は行ってみたいところ」という意味です。
そしてピックアップしたのは以下の通り。
・ドヴロクニク(クロアチア)
・Isle of the Sky (スコットランド)
・セヴィーリャ、コルドバとアランブル宮殿(スペイン)
・ブルゴーニュ
・ブルージュ(ベルギー)
本当は、もっとあったんですよ。ギリシャの島(名前失念)とか、サルディーニャ、サンクトペテルブルグ、レマン湖、、、でも季節とかの関係で結局こうなっちゃった。
そしてワインラヴァー、しかもブルゴーニュラヴァーの私としてはディジョンへの旅は忘れ難きものになりました。
実は、すごく計画して行ったわけではなかったのです。
ある週、今週はまた定例のパリの事務所の出張だなと思った時、そうだ、金曜日にロンドン帰りだったのをやめて、ディジョンに行こう!そして月曜日は休暇にしちゃおう!
てことで、パリの事務所からの帰り、ユーロスターのイギリス行きには乗らないで、ディジョン行きの電車にホップオン。
これが結構近いのです。小一時間クラだったのではないでしょうか。
事前にホテルも押さえたので全く問題なくディジョンに到着してそしてホテルにチェックイン。
その日はもう夜だったので、近所にワインバーでもないかと思ってウロウロ。
でもない、、、、、、、そして見つけたのがスコティッシュパブ(笑)。
そりゃあかんでしょ、と思い、さらにウロウロしたんだけどレストランはあるもののワインバーは見つからず、結局パブへ(なんじゃそりゃ!)
そして帰ってホテルのフロントのお姉さんに相談して翌日のワイナリーツアーに申し込み。
さてさて、翌日は8人くらいの参加者だったんですが、そのツアーはもうブルゴーニュラヴァーにとってはめくるめく時間でした。
車でブルゴーニュに入っていくだけでもう興奮。ニュイの村、そうフィサンから始まって、ジュブレイシャンベルタン、モレサンド二、シャンボールミュジニー、そしてそう、大御所、ヴォーヌロマネへと。。。。途中何箇所かで降りてくれたりして大興奮。
ランチはニュイサンジョルジュの小さなレストランへ。これがまた旨し!
そして午後からはボーヌに移り、ワイナリー2箇所の見学とテースティング。
もう夢心地の1日。
そして、夜7時くらいにツアーは終了したのですが、添乗員のお兄さんが、待ち合わせ場所の近くにいいワインバーがあるからいける人は行きましょう、ってことで当然に参加。
結局、そのお兄さん、アメリカ人ご夫妻、イギリス人、それと多分オーストラリアの人と5名でワインバーに突入。
ここのシステムが極端に面白くって、グラス売りは一切なし!
お店の壁際に陳列してあるボトルを選んでレジへ。そしてグラスとスナックをいただいてあとは立ち飲み。それもワインの樽をテーブル代わりに雑然としたなかでワインタイム。
一人一本ワインを買ったのだけど、酒屋プライス+10ユーロくらいの良心的プライス。
そして5人で5本を飲みまして、相当に酔っ払ってしまった夜でした。
写真はそう、あのロマネコンティとボーヌのとあるドメーヌのカーヴでのワインです。
フランス旅行といえば、パリと決まったもんですが、私のお勧めはパリから少しだけ離れて、ワインツアーです。
ワインのことを知らなくても本当に楽しいですよ。
これはフランスに限ったことではなく、サンフランに行くならナパヴァレー、バルセロナでもカタルーニャにはワイナリーはいっぱい。そしてオーストラリア、今やイギリス南部でもワインツアーはあるのです。
広大なぶどう畑を見て、醸造設備を見て、そしてテースティング。どこに行ってもワインを知らない人がいる前提で説明してくれるのできっと満足されること間違いなしです。
ぜひワインツアーにどうぞ!
おわり。
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