今では、ハッピーアワーというのも日本で聞きなれる言葉ですが、その昔は全然誰も知らなかった。
でも日本人の感覚とは少し違うんですけどね。
そもそもイギリスでは残業はほぼありません。法律で決まっていますから、従業員に残業を強いることはできないのです。
もちろん、切羽詰まった時とかあり得ますけど、それは例外なのです。
どこのオフィスでも5:30くらいに一斉にみんな帰宅します。そしてオフィスはエンプティー。
ということで、特に夏だと9時くらいまで明るいわけですから、必然、仕事終わりにちょっと一杯、、、てなことになります。
この感覚がHappy Hourです。
なんかヘトヘトに疲れて、、、って感じじゃないんですね。
多くの人はパブにホップインするのだけど、Jakeはよく一つ手前の駅で降りて、そしてバーにスニークインしてました。
家に帰るまでのほんのひと時、そう30分くらいですかね、過ごす感じで。
そして飲むのは大体マティーニ。
これね、日本人が聞くとキザに聞こえるかもしれないけど、全然普通です。
ごく普通のバーにサクッと入って、カウンターに座って、マティーニお願いして、温まらないうちに飲んでサクッと帰る。
ごく日常の一コマでして、日本人の想像するバーでマティーニとはちょっと違うのです。もっとカジュアル。
バーといっても料理も出すし、日中はランチとかやっている感じの店なので、いわゆるそういう感じです。
パブもランチはやってますからね。
なんか、こういう感じのお店がないんだよなー東京に。
そしてたまにカジュアルなバーっぽいのを見つけて入っても、マティーニ注文するとお兄ちゃんが「え、マティーニって、、」なんて困ってしまうケースが多く、これまた残念です。
気の利いたバーテンダーならジンの種類を聞いてくれるし、さらに気の利いた人ならオレンジピールかレモンピールか聞いてくれます。ウォッカかジンかを聞かれるケースも多いですけどね。
私はジェームズ・ボンドではないので、当然にジン、レモンではなくオレンジピール。それからオリーブはなし。これがJake流です。これじゃなきゃダメなんです。ハッピーアワーはね。
こういうカジュアルなんだけど、ちゃんとカクテルを作れるお店があって欲しい、、、見つけたいな、、、
ないかしら?
おわり。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。