日本に帰ってからは、仕事がらみの出張はほとんどアジア。
ま、今伸び盛りの地域なので自ずとそうなるのだけど、欧州にいけないことはちょっとさみしいですね。
最近はマレーシア、香港、中国といった感じでしょうか。
マレーシアや中国のシンセンなどはもう驚くべき進化でとても刺激に満ちています。特にシンセンはものすごい。
先日行った時も有人ドローンタクシーの実験をするなど、様々な産業テクノロジーにおいては日本を超えているというのが実感です。
一方、欧州に関しては、どうにもこうにも個人的な趣味というのもあって、どの国に行っても惚れ惚れするような街の表情に出会います。特に良いのは地方都市です。
地方都市ほど、古き良き欧州の姿をいまに残しているので、ちょっとした街がどなんかがそのまんま一服のフォトになってしまう感じ。
ドイツなんかは、特にフランクフルトなどは第二次大戦の空爆や戦火で歴史的な建造物は破壊され尽くされ、戦後に建てられた近代的ビルが中心なので、そういう街は趣が違います。
ロンドン在住時は十数ヶ国に出張しましたが、その中でもスイスへの出張はとても思い出深いものです。
Jakeが勤務していたロンドンオフィスにはドイツ支店があり、そこがスイスやオーストリアを管轄していました。
ということで、ロンドンからドイツに入り、現地の営業責任者と車でドイツ→オーストリア→スイスと移動。
アウトバーンをひた走るという感じで、時速150Kは当たり前の世界。
オーストリアを過ぎたあたりから景色が変わってきて、だんだんと山岳地帯に入るんですね。
これがもう美しいこと。
夏であったんですが、山の頂には雪が多く、仕事というよりは避暑にきた感じ。
パートナーの会社があったのはスイスでもドイツ寄りの小さな街だったのですが、それがまたよかった。
スイスの方と地元の方がよく行くレストランに連れて行っていただき、楽しいひと時。
実に洗練された料理だったことを覚えています。
そして、ディナーも終わり、朝起きて出発前にパチリととったのがこの風景。
実に素晴らしいでしょ。
欧州に行かれるなら、そしてもし1週間以上あるならば、車の旅を取り入れることをお勧めします。
列車の車窓から、じゃなけども、車窓からみる欧州の風景と地域による移り変わりを見るのは何とも感動です。
是非!
おわり。
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