通信制高校というと、学力的な点で、正直一般的な高校と比べて劣等生の集まっている所と思われる方がいます。東京インターハイスクールの実際の所はどうなのかと訊かれると、生徒間の学力の幅が広いというのが事実です。学力が高く、早慶に入る方もいれば、学力は正直低いけれども、別の点で素晴らしいものを持っている方もいます。
当校に関しては、生徒の学力レベルに応じて学習することができますが、他の通信制高校に関しては、一元化した対応をされる所もあります。言い換えれば、授業のレベルを学力の低い方に合わせた授業を行うということです。これをされると、学力の高い生徒にとってその高校で学ぶことというのは全くなくなります。それ以上のこの話が世間に広まり、「やっぱり通信制高校はダメなんだ」という話になります。
通信制高校の地位を上げるには、生徒の学力を上げるしか方法はありません。学校というのは、まず知識をつけるための場所であるはずです。その第一定義が満たされない所は学校ではないと言わざるを得ません。生徒の学力を上げる手助けを適切に行って、生徒が胸が張れる学校になればと思います。
(担当：川崎純)
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