西会津の大内宿
28日(木)大雨。日経ビジネスオンラインには多種多様な論文が載る。無料で読めるのでありがたい。執筆者はほとんど男性だが、今日女性の河合薫氏の「なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観」という論文を読みながら、思い当たることが多々ある。
未熟を通り越して、日本の恥だと思っている。先日も私は日本のワイドショーがコメンテーターに芸能人を揃え、ただ感想を言わせるだけの報道の在り方を批判した。私が見聞した諸外国ではコメンテーターは人寄せパンダではなく、意見を戦わせるためにいると。
高村氏はなでしこ報道で記者が「結婚したいですか」「彼氏はいますか」そして最後は「将来の目標は」で終わるインタビューの愚を批判しているのだ。アメリカチームのワンバック選手やキーパーのソロ選手が人気バラエテイー番組での出演と比較している。
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出演時間は10分で、大半が試合の話で前回でのワールドカップ、準決勝のブラジル戦、そしてなでしことの決勝で盛り上がったという。ソロ選手は試合後、宮間選手が負けたアメリカ選手の気持ちを気遣って喜びを露わにしていなかった態度を称賛したという。
そこでソロ選手は「私は言ったわ。『もっと喜んで!あなたたちは素晴らしかったのよ!』ってね」番組の最後までサッカー三昧で選手たちの魅力を引き出す内容だったという。そんなドラマを日本の番組で沢選手や宮間選手から聞きたかった。NHKでさえ同じだ。
それ以外の番組や新聞でもアメリカ代表のメンバーによる個々のプレーに関するコメントがたくさん載っていたという。「日本の選手は最後まであきらめなかった」「新しい女子サッカーの息吹を感じた」なでしこに一流のアスリートとしての敬意を払っていたと。
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その欧米でも1920年代までは今の日本と同じ状況だったという。今日の状況を切り開いたのは女性アスリートたちで、結婚しても、子供がいても、サッカーができるには家族や夫、さらには職場や社会の理解が大切であると彼女たちは訴え続けて、初めて実現したと。
アメリカのワールドカップ代表選手は99年に20人中7人、03年には20人中15が既婚者だったという。今回の数字も知りたい。日本ではアスリートのみならず、結婚や出産を機に引退したり、仕事を離れる傾向が顕著であると嘆いている。まったく同感である。
もう30年も前になるが、初めて海外に出てシンガポールに赴任した時、女性のキャスターが番組を仕切り、学校の管理職が半数を超え、医師や弁護士も女性が30%を占めている数字を知り、日本のあまりの遅れにショックを受けたことを再び思い出してしまった。
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