ご無沙汰です。
GWは天候にめぐまれて素晴らしい1週間になりましたね。街を歩くと緑や花が本当に美しくって別にどこかに行く必要もないかなと思ってしまうほどです。
さて、これ以前に書いたかどうか忘れちゃったんだけど、ロンドン在住の時の食べ物に関するショッキングな事実を。
それはハンバーグです。
ハンバーグってそもそもHamburgって書くと思うんだけど、これってまさにドイツのハンブルグのことで英語読みしてハンバーグにしちゃったんではないかと思われます。
なので、当然、ハンバーグの故郷と言えば、ハンブルグ、ハンブルグといえば親も同然ということになります。
で、ロンドン勤務時は、子会社がHamburgとParisにあったので、月に一回は行ってたんです。
それである時、「そうだ本場のハンバーグを食べなきゃ!」と思い、ディナーの店を選ぶ時、向こうのメンバーに「そうそう、どうしてもハンバーグステーキが食べたいんだけど、美味しいレンストランある?」
って聞いたんですね。そうすると、全員「シーーーーン」
最初に出てきた質問が「すみません、ハンバーグステーキってなんですか?」
でした。あ、発音がまずいんだよねと思い、ハンブルグステークと言ったのですが、全員の頭の上に?が浮かびまくっている。
そして、「あのね、ミンスドミートで作ったこんな形のステーキよ。知ってるでしょ、子供が好きな。。」と絵まで描いて説明したのだけど、全員?マーク。
そう、ドイツでは、そして本場と思われたHamburgでは、ハンバーグステークは誰も知らないのです。
これっておそらくハンバーガーというものから想像して日本人がこしらえた名前だったのです。
そもそもアメリカでもハンバーグステーキなるものは見たことも聞いたこともありません。
さらに突っ込んで聞いてみると、確かにひき肉を丸めて作った料理はあるのだけど、完全に別物でいわゆる我々が知っているところのハンバーグではありませんでした。
なんということでしょう、ハンバーグの故郷がドイツでないとは、、、
しかもこの手の話はまだあります。フランクフルトソーセージもその一つです。
フランクフルトといえば大きなソーセージの代名詞。
これもドイツでいうと、???満載。
ソーセージには膨大な種類があるんだけど、大きなソーセージを総称して「フランクフルト」という街の名前を使うことはないそうです。
ドイツで2度玉砕。
みなさん、ゆめゆめハンバーグを夢見て、ハンブルグに行くことなかれ。また大きなソーセージを食べるためにフランクフルトソーセージを注文することなかれ。
落胆すること必定です。
おわり。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。