琉球朝顔が咲いた
27日(火)曇。時々率直な物言いで物議をかもす評論家・田原総一郎氏が「復興ニッポン」というサイトに「原子力がかわそうだと私が感じる理由、という投稿をしている。「今や『脱原発』が国民的潮流になっている。しかし私は『それはちょっと違うのでは』と」
その論理がおかしい。氏は「使用済み核燃料の処分など非常に大変な問題が残っている。原発をなくせばすべてが解決するというものではない」それがわかっているなら、結論は廃止かと思えば、管首相の20代初めに20%の自然エネルギーをの目標に疑問を呈している。今すぐ止めないで原発を稼働し続ければ、廃棄物は増える一方なのだ。
「私は反原発の本も読んでいるが」と書いているところを見ると、今まであまり読んでいなかったのではないか。だから「かわいそうだ」となる。ただ一点、同意できるのは太平洋戦争時の指導部の状況と比較し「誰も決断せず、だれも責任を取ろうとしない」との下りだけが妙に説得力があった。
トマトが大豊作
それより、昨日の泉田新潟県知事の発言は素晴らしい。福島の事故の検証が最優先で、事故原因を考慮に入れないなら、ストレステストは気休めでしかないとして、仮にテストに合格しても、再稼働には反対だと明言したのである。柏崎・刈羽の首長は不満のようだ。
泉田は04年の中越地震直後に知事に就任。自公推薦の知事だが、当選後はたびたび自公の意に反する発言や行動をしており、その点で県民の人気はある。特に原発に関してはそうで、中越沖地震後、保安院の経産省からの分離独立を国に強く迫ったのは評価できる。
河野太郎氏が特に反対しているのはもんじゅの再稼働である。30年たっても安定稼働に至らないもんじゅを動かし、プルトニウムを貯め続ける愚を説いているのだ。IAEAの査察予算の多くは北朝鮮やイランの査察より日本の査察に使われているという。知らなかった。
連日の収穫
プルトニウムを貯め続けるということは核武装への疑念につながっているからだ。そういえば、私の原発ファイルにこんな事実があったのを見つけた。04年、経産省事務次官・村田成二氏黙認の下、若手官僚が「19兆円の請求書」という文書を持って霞が関を走り回り、「今こそ立ち止まって(核燃サイクルを)考え直すべきだ」と訴えていたのである。
六ヶ所村の再処理施設の試運転が迫っていたからだ。経産省内にもまともな人間がいたのだ。この策動はつぶされた。疑われているのは、当時の経産大臣で核武装論者の故・中川正昭一氏である。氏が06年に「日本の核保有について、議論は大いにしなければならない」としたのは、「日本が核燃料サイクルを続けていれば、いつでも核兵器を作れる、という潜在能力を暗示することになる、ということだ。中曽根元首相以来、自民党の保守勢力にはどうしても核燃サイクルを推進したいという政治的思惑があったのだ」と分析しているのは日経ビジネス編集委員市村孝二巳氏である。
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