CJEのMakikoです
たびたびレッスンで登場させる海外ドラマ「フレンズ」ですが
今日はあるシーンのリスニングをしていて、こんな発音のツボ発見:
『なかなか聞こえないit』
文頭に置かれるitはまだしも、文中に登場するitはどうしても聞こえにくい。。
そんなピンポイントな悩みがあることを生徒が教えてくれました。
今回もこんな文:「あいむ ていきにっ ばっ(く)」
この発音表記で何を言っているかわかる人はスバラシイ。
最初の「あいむ」はなんとなくわかる =「I'm」 のことね
次の「ていきにっ」が実は「taking it」であるとわかる人はとてもスバラシイ。
コレが結構多くの人にとって聞こえにくい部分だったりする >
「it」が take のing形の後ろに来て、一緒にリンキングした結果この音が出てくる>>「ていきにっ」
*発音がつづりの見た目と違うことに注意。(「ていきんぐ いっと 」では×)
最後は「ばっ(く)」=backというのは想像ついたでしょうか。
実際のリスニングでは、(く)があまり大きな音として聞こえないため、
badやbutと混同してしまうことも。
じゃあその辺はどうするのか!?というと。。
「予測力」でカバーします。
単語力=予測力。
文法力=予測力。
☆単語(イディオム):
take back「~を取り戻す」
☆文法ポイント:
上記のイディオムを使って「それを取り戻す」と言いたい場合。
それ=it を take back の後ろにおいて take back it...では ×。
実は、take back という二語の動詞が、itやhimやherのような「代名詞」を目的語にとる場合、
take it back / take her back / take him back のようにサンドイッチして使う。
こういう単語力&文法力を駆使して
聞こえにくい(it) やあいまいな音(back) の存在も予測してカバー!したいもの。
結局循環論に落ち着くのかといわれれば。。ハイ、と言うしかないんですが 汗
でも言い換えれば「英語を学ぶ過程では何をやってもプラスになる」とも言える
(どんだけポジティブ 笑)
Good luck
本日のレッスン:
あいむ ていきにっ ばっ(っく)が
I'm taking it back.
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