日本を離れてから、意外にも?小麦粉を活用した料理はしていませんでした。そろそろホットケーキにも飽きたし、キッシュやケーキ、ピザや蒸し饅頭やトルティーヤとか、あわよくばホームベーカリーを買ってパンとか、いろいろ作りたいなぁ思い始めたのですが、
強力粉や薄力粉ってパナマ(海外)ではどう売ってるんだ?そもそもあるの??っていう、そもそも論に。
強力粉 = Strong Flour、薄力粉 = Thin Flour? なーんて直訳なわけ無いよねー苦笑
ってことで、調べてみました。
Bread Flour, Strong Flour
強力粉 (中国語:高筋粉)
グルテン含有量: 12%〜13% くらい
All Purpose Flour
中力粉/準強力粉
グルテン含有量: 9%前後
Pastry Flour, Cake Flour, Cookie Flour
薄力粉 (中国語:低筋粉)
グルテン含有量: 7%〜9% くらい
Self-rising Flour
All Purpose Flourにベーキングパウダーと塩が既に入っている状態の粉
Whole Wheat Flour
全粒粉。膨らみにくいので、ベーキングパウダーが多めに必要になる
その他参考情報:
・ 日清の小麦粉(日本でよく見る黄色いやつ)は、
フラワー薄力粉: たんぱく質 8%
カメリア強力粉: たんぱく質 11.8%
・ All Purpose Flourは、グルテン含有量は同じでも日本のより灰分の含有量による「質(等級)」が低い傾向なので、風味は高いけれどもボソッとした味わいになってしまう。日本人好みのふんわりもちもちさを求めるなら、水/油分 or 水分のあるものを加えてしっとりさせるといいらしい (参考:口コミ情報 & ママパン)
・ 世界の小麦はめっちゃ種類がある。小麦の種類、栽培時期、製造方法でも品質や特性が変わってくる (参考:製粉振興会)
つまり、「強力粉・中力粉・薄力粉」の区別はできても、小麦の種類も違うし、質や成分も違い、さらには製造方法も違うので、海外で購入する小麦粉では、完全には日本と同じようなふわふわもちもち真っ白な食パンは作成できない、ってことですね。まぁ、そらそーだよね
日々の料理/お菓子づくりは、大きなこだわりを作らない場合、結局はAll Purpose Flourでいろいろ作れちゃうんですが、自分の好みや目的にとって適した粉で作るほうが「納得の味」に近づけるはず。ホットケーキミックスでなんでも作れるけど、やっぱり小麦粉から!っていうのと似たような感覚ですかね。
粉によってどれだけ変わるのだろうかも、調べてみました。
パンの場合、膨らみはこんな感じに変わってくる。
(ref: Kitchen Aid)
カップケーキの場合、プレーンの場合は特に変わらないけど、具材/中身にチョコレートやにんじんやドライフルーツを入れて重みが発生した場合は膨らみが変わってくる。
AP = All Purpose Flour
Cake = Cake/Pastry Flour
WWW = White Whole Wheat Flour
(Ref: KingAuthorFlour)
ホームベーカリーを購入するのはまだ少し先なのでパン作りに向けた強力粉デビューはまだ先になりそうだし、薄力粉を使ってまでお菓子作りに専念するのも予定未定状態なので、
こんなに調べたけど、しばらくはAll Purpose Flourで試行錯誤してお料理する感じかな!ちゃんちゃん♪ 笑
いいね!代わりにポチッとしてくれると嬉しいです。:)