こんにちは、Vector講師のIkueです。
第71回目の今回は
Speaking up for Justice Part 2
について話をします。
昨夜、お家の近くのスーパーに買い物に行ってきました。
このスーパーに行く前、
ファッションショーで踊るお仕事があったので
舞台メイクばっちりでした。
品物を選んで
レジに行ったのですが
そこで白人の50歳くらいの女性がレジ係にいました。
私は、スーパーの赤いバスケットをカウンターに置いて、
その
いつものように、
"Do you need a bag?"
「バックは入りますか?」
と言われ、
"Yes, please."
「はい、お願いします。」
と言って、
最近覚えた、iPhoneでクレジット支払いができるApple Payをするために、
携帯を握って
支払いのシグナルがマシーンに出るのを待ってたのです。
そうしたら、
そのレジのおばちゃんが
"Can you put that down?"
「それおろしてくれる?」
っていうので
私はなんのことを言ってるのかわからず、
"??"
すると、彼女は、もう一回
”Can you put that down?"
というので、「私が握ってる携帯を下げて」と言ってる意味かと思いきや、
実は、カウンターに私が置いた、勘定前の品物が入っていた赤いバスケット
を私側のカウンターの下に置いて欲しいということだったんです。
(あー、そっか。)
と思って、バスケットを置こうとした時に、
彼女がボソッと、
"ya, ESL."
「ESL」 (英語を第二言語で学ぶ人)のこと。
と言ったんです。
一瞬むかっときて、
何か言おうとすごく思ったんですが、
そのまま平静を保ち、
続行して会計をすまし、
お店を出てきました。
そして、
後で考えれば考えるほど胸糞が悪い(笑)
というわけで、私も人間なので、
ブログに書いてしまうほど不快感を感じたのですが、
なぜこんな風に言われたのかを自分なりに分析すると、
とにかく、化粧が舞台メイクでつけまつげもしているほどバッチリだったこと。
カナダに来たてのアジア人は、こぎれいでメイクバッチリですね。
スラングで北アメリカに来たてのアジア人を Fresh Off the Boat (FOB) と言ったりします。
直訳は「船でやってきたばかり」という意味です。
彼女は、メイクバッチリの私を見て、
勝手に、
「ESL」と想定した。(まあ間違いではないですが、この状況で使うのは侮蔑でしかない。)
そして、私が彼女がして欲しいことをわからなかったので、
勝手に、
「移民者」だと想定した。
まあ、そんなことでしょう。
ESL- ENGLISH AS A SECOND LANGUAGE
第二言語としての英語
この言葉は、
状況によっては、
マイナスな侮蔑の意味になります。
ここで
彼女は、
"Can you put that down?"
ではなくて、
"Can you put THE RED BASKET down?"
「その赤いバスケットをおろしてくれる?」
と詳しく言ってくればもっとわかりやすかった。
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前回のブログSpeaking Up for Justiceで、
フェアじゃないと感じた時に
使える表現を色々述べましたが、
自分のこととなると、
友達や知り合いならまだしも、
レジ係のような赤の他人となると
とっさの判断としては難しいもんだなぁと思ったものでした。
ですので、今回は、
ブログで書く形で
Speaking Up。
少しスッキリ(笑)
人とのコミュニケーションには
誤解を招いたり、
同じ立場から話ができないことがたくさんあります。
それが海外であるとなおさらそうです。
どんなに疲れていても思いやりを持って言葉を使いたいものです。
Thanks for reading! See you next time!
Ikue
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