ここ2回、続けて移民のことについて触れました。
わたしも2年間、いわゆる移民の一人として、ロンドンに滞在しました。
がしかし、わたしの場合は移民といっても、なにもなしで一発勝負で行ったのではなく、そもそもある会社の約束されたポジションにつくという前提で行ったわけで、銀行口座の斡旋から、不動産会社の担当まで紹介されるような身分での赴任だったからそりゃもう本来楽勝といえるわけです。
でも実際に住むとそれでも大変ですよ。いくら日系の不動産会社といっても、契約書は英語だし、それを全部チェックしなきゃいけないいし、大家さんはイギリス人だし、インベントリーチェックは大家さんとやんなきゃいけませんからね。
あと、銀行は紹介してくれても担当はイギリス人だし、初回の面談は英語だし。そうそう、口座開くのに面談があります。
てなことですが、大変といえども、なんのネットワークもあてもなく、ボーダーをわたってくるいわゆる移民の人たちとはまったく違う世界だということは事実です。
通常の移民の人たちは、イギリスの知人、縁者をたよりに移民申請し、運よく通れば移民。でも職探しも住まいさがしも自身でということになります。ま、少しの紹介程度はあるだろうけど。
そういう方々は本当に大変。なにもないところから生活をセットアップしなきゃいけないわけでしょ。
一方、日本の企業に属しているひとで、「海外勤務希望者募集」なんていう場合はもう速攻手をあげるのが良いとおもいますね。
なにもないところから移民することがんがえてみてください。
百倍楽です。
路上生活に落ちることもなければ、ひもじいおもいをすることもない。
レールの上にのって、安全が保障されていく海外生活なんてどんだけ素晴らしいか。
あるいは大学の留学プログラム。
これも同じですね。全寮制だったりして、学校生活も保障されて、こんなレールにのった素晴らしい海外生活もありません。
ということで、日本人なら一定のセーフティーネットを活用して海外に飛び出すということが十分可能です。
クリエイターの世界なんかでは、料理人が包丁一本海外にわたるみたいな世界もあるけれど、それとくらべりゃずいぶんと安全、安心でしょ。
ぜひご本人、ご子息でそういう環境活用ができそうな方で、海外に興味があるかたがいれば前向き、前のめりで考えてみてはいかがでしょうか。
実際に行ってみたわたしがいうのだから。。。。。
人生の価値観を変える海外生活。
旅行や出張では絶対に得られない体験。
それをセーフティーネットを使ってできるなんてなんと素晴らしい。
あたなも飛び出しましょう!
おわり。
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