先週の連休で、大学時代のメンバーと熱海に1泊で旅行に。
よく考えてみたら、これって30年ぶりかしら、あのメンバーで旅行なんて。実に楽しい時間をすごすことができました。「温泉いきたいなー」と思っていたので、タイミングもグッドでした。まー食べるは飲むは、それはそれは、、、。体重がリミットを超えて。。。やばい。
しかし学生時代の友というものがいかにありがたいもかがよくわかりました。これって本当に文字通り「有難い」こと。なぜなら、、、会社に入ってできる人間関係には多かれ少なかれ、必ず「利害」が付きまとうから。
そしてそれは、不可避。直接か間接かはあるが。
会社では、一人の得が全員の得になることはほぼない。ポストの数も賞与の総額も昇給原資も限られている。なので配分はコンペティションとなる。だから必然的に人間関係には「根」というものが生まれにくく、移ろいやすい。
それは、会社をやめたときによくわかる。
痛いほどわかる。
どれだけ相手のことを思って、おおくのことをしても、やめたらそれまで。多少は相手の心に残るかもしれないけど、相手は次の体制でサバイブするのに必死になって、思い出どころじゃなくなる。
今の会社に入って、素晴らしい言葉に出会った。
「人にしてあげたことは、すべて水にながしなさい。」「してもらったことは、石にきざみなさい」。
こういうのが当たり前なら素晴らしい世の中だろうけど。。。
元にもどると、学生時代の友というのはそういう意味で「有難い」存在だ。利害もなければなにもない。ただ、ともにいて喜びを分かち合える。家族につぐ存在かもしれませんね。
学校を卒業して30年と少しが経過したけども、以前は関西を離れたということや、仕事をすべてに優先してきたということから、学生時代の仲間とは疎遠になっていた。しかし50代も半ばにさしかかり、人生観が多少変わりつつあることから、昨年から旧交を温めるようになった。そして趣味を再開した。
人生には500人のフェースブックのフレンドは必要ない。ただ一握りの素晴らしい仲間、そして共有できる趣味があれば素晴らしい。
その一握りの仲間との旅。
いやー良い旅行だったなー、友人たちとの熱海。
本当に心の洗濯。
人生に何が大切かを改めて知った。
さ、またルーティーンにもどるけど、がんばるか!
再会を期して。
おわり。
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