日本に帰って1年が経ちましたが、実はLondonerの時の習慣を守っていることがあります。
それは、雨の日に傘をささない、、、、ではありません。
天気予報を見ない、、、ではありません。
外出する時に20分早く出る、、、、でもありません。
真冬に花火を見に行く、、、、でもない。
それは、、、、、定時にオフィスを出ることです。
以前にも書きましたが、英国では残業させる場合、事前に残業をいつどのくらいして欲しいかと、いくらのエクストラフィーを払うかを合意する必要があります。
そうでなければ残業は無理。
なので、どこのオフィスでも定時になったら全員帰っちゃいます。
だって当たり前だから。
この辺りが、もともと社会主義であり、労働者の権利を守ってきた国家の伝統です。
上司がいるから帰りにくいなんてありえない。
そもそも上司も帰りますから。
もちろん、エグゼクティブとか、それを目指す人は帰っても実は自宅でメールチェックや仕事している人もいます。
でも、前提は上記の通り。
あと、英国ではある程度働いている人なら、年間28日の有給が法律でギャランティーされているので、夏に10日(土日込みで2週間)、クリスマスに10日、そして春に8日とか皆長期の休暇を取ります。
これ当然。当たり前。誰も疑問なし。
しかも驚くべきことに、イギリスの一人当たりGDPは日本よりも高い!!
つまり生産性が日本よりも高いってこと。
これも事実。
そして自分を振り返ってみると、、、
Jakeは特に40歳くらいから50過ぎまでもう目一杯、やり過ぎるくらい仕事してきました(自慢?)。
極論すると一日18時間くらい(ほんまか?)。
で、ロンドンで暮らして、ワークライフバランスということを理解しました。
人生は1回。
仕事は大切だけど、目的ではないはず。
お金は大切。
でもそれが全てではない。
ある意味で価値観そのものが変わったかもしれません。
てなことで、今でも6時にはとっととオフィスを出ます。
毎日。
でもね、実は朝は7時過ぎに会社に行ってるので11時間は働いちゃってる感じ(苦笑)。
しかもほぼ毎日、いろんな交友関係で飲み歩いてるので、なんだかんだと一日13、4時間仕事しちゃってるかもしれません(涙目)。
でも、自分としては6時にオフィスを立ち去ることがとても快適です。
そして会社以外の人たちと交流して、いろんな情報を得ることの方が、オフィスにい続けるより結果としては成果があるから。
もうすぐ54歳なんだけど、昔よりは人生が長くなっているので、はい引退ってわけにはいかなくなってるでしょ。
としたら、40歳代ではできなかったけど、50代だからこそできる余裕を持ちつつ、かつ仕事には手を抜かないというのが今の感じではないかと思っています。
うちの会社の人たちは、Jakeは毎日定時に帰る人だと思っている。
だからこそ、仕事では一目置かれるレベルでなくっちゃ駄目ですよね。
でないと、単なる楽しているおっさんだから(笑)。
さ、明日は今年の初出社。
明日も定時で帰るで!
あ、そうだ、新年会だった、、(涙)。
おわり。
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