高等学校卒業程度認定試験（旧大検）はそもそも高校を色々な事情で中退せざるを得なかった生徒が高校卒業相当の学力があることを証明するための試験です。試験レベルは高1、高2レベルの物がほとんどで、全体的にそこまで難しくないといわれています。
8科目から構成されていますが、科目免除になる場合もあります。高校を中退する前の高校1年次、2年次で、受験教科に該当する単位を既に取得していれば、その科目分は免除になります。すべての科目を免除することはできませんが、1科目のみ受験で後は、科目免除にすることも可能です。
そんな科目免除ですが、高校中退後もその権利を取得できる方法があります。それは通信制高校で苦手な科目の単位を取得するという方法です。各通信制高校によって細かいやり方はありますが、高校から届いた教材を見てレポートを提出して、必要なスクーリングを済ませて、最後にレポートから出題されるテストに合格すれば科目免除を取得することができます。
色々な通信制高校でこの科目履修のシステムを導入しています。明確には出していませんが、「高認試験でその科目の合格を目指すよりも楽」ということはなんとなく示唆されています。しかし、正直簡単に高認資格が取れるのは個人的には複雑な気持ちです。
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