Boxing Dayはご存じでしょうか。
UKでは、クリスマス翌日の26日がそのBoxing Dayなのです。
なんだろ、「ボクシングをする日?」
違います。全然違います。
そのイメージでいうと、アメリカのブラックフライデー、そうサンクスギビングデー(11月第四木曜)の翌日の金曜日と同じでしょうか。
そう、「バーゲンセールの日」です。とにかく、お店というお店はBoxing Dayのセールをやるわけです。
日本の初売りと同じような感覚でしょうか。
25日は一日Tubeもストップしていましたから、みんな少し退屈していたというのもあり、わーっと外出してバーゲンセールにおしかけるということです。
ところで、そのBoxing Dayというのはそもそもどういう起源なのかを住んでいたときに知人たちに聞きました。
だいたい2つに集約される感じです。
ひとつめ。
これは昔、各地域が貴族によって統治されていたとき、使用人はクリスマスもご主人様のお祝いのために働かざるをえず、クリスマス翌日にようやく休暇がもらえたそうな。
で、ご主人様は、クリスマスにも働いてくれた使用人のために、こころばかりの品々をボックスに入れてわけあたえたとか。それがBoxing Dayの起源という話。
ふたつめ。
これは教会の話。恵まれない人たちのために、教会がドネーションであつめた服やグッズなんかをクリスマスの施しとして、箱にいれてひとびどに分けたという話。
で、結局はどっちが真実かはわかりませんでした。
おそらく日本の人たちはこのBoxing Dayというのは知らないとおもうのですが、 これイギリス文化というか今のイギリスの生活では誰もがしってるイベントなのです。
旅行や出張ではちょっと知りえないことかもしれませんね。
おわり。
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