先週の東アジアE-1サッカー選手権の決勝戦で日本が韓国に1-4で敗れたことは、先週末大きく報道されました。報道の中には、「選手にやる気がない」「監督を更迭すべきだ」など色々な意見がありましたが、私個人的にはハリルホジッチ監督に少なくともある程度は問題があるように思われます。
問題点としては3つあります。一つは日本人の特性を生かしたサッカーをしているのだろうかという点です。ハリルホジッチ監督の主義として、堅守速攻で攻めるというところがあります。しかし、このやり方はフィジカルが強くまた決定力のあるFWがいることが前提ですが、現在の日本代表にはそれにあてはまる世界クラスの選手がいません。また香川など優秀なトップ下のできるMFを使わないという意味で、日本の良い所がかき消されているように思えます。
サッカーにおいての戦術は基本的に監督が考えていて、それを選手が実際に行うという構図があるように思えます。日本人の特性を奪っているこの戦術を選手が納得しているのかが疑問です。納得できない戦術であったならば、選手のモチベーションは上がらないでしょう。さらに戦術を考える過程で選手が関わっていないのであればゲームを行う主体性もなくなってしまい、「ゲームに勝っても負けても監督のせい」という雰囲気が出てしまい、今回のように戦術がはまらなかった場合に選手が何の対応もしない状態になります。
このようなハリルジャパンと180度逆の状態がラグビー日本代表であるジェイミージャパンではないでしょうか。11月のテストマッチでは、オーストラリアに大敗しましたが、トンガ戦ではしっかりと結果を出し、格上のフランスとのアウェイ戦でも価値ある引き分けという結果を残しました。現在日本人の特性であるアジリティを活かしたディフェンスやキックを多用したアタックは、選手も納得しており、また選手が集まって戦術向上を図っています。2019年のワールドカップでは競合揃いのグループに入りましたが、現在の様子を見ていると初めてのベスト8進出の可能性を感じさせます。良い指導者というのは、選手の特性を生かし、選手に方法論に対して納得させ、選手が主体的に動けるようにする人だと思われます。
フェイスブックフォローをお願い致します。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
学びたい人集まれ!ママが気軽に参加できるラーニングサクセスの講座はこちら
http://mindfulkosodate.com/seminar/mamacafe
子供の学習スタイル診断に興味があるかたはこちら
http://mindfulkosodate.com/seminar/learningstyles
東京インターハイスクールウェブサイト
http://www.inter-highschool.ne.jp/
東京インターハイスクールの本が11月1日に発売になりました。本屋さんやアマゾンで取り扱われています。
アマゾンでの販売サイトはこちら