今までを振り返りますと、40歳台は本当に狂ったような仕事の仕方をしてました。
先週はロンドン、今週は日本、来週はサンフラン、みたいな生活を普通にやってたんですね。かつどこにいても毎朝ジョギングからスタート。予定は常にビッシリで、ダイアリーはテトリスみたい。
それでも体がついて行ったんですね。
で、50代になると、先日も書いたように同じような動きはできません。
で、かつ若いメンバーに育ってもらうためには同じ動きをしちゃいけないですよね。
それともう一つ。
あんまり狂ったような、そう、仕事100%の行き方をしていると本当に大切なものを失ってしまうかもです。
人生を彩る大切なそのほかの要素を。
ここではあまり語りませんが、50代も半ばが近づき、そういうことに気づき始めました。
だから、趣味も再開しているし、意識して、「余裕の時間」を作るように。
例えば天気の良い朝の愛犬との散歩。
あえて、モバイルは持たずに身一つで。
で、愛犬と対話しながら鳥の声や風の音や木々の音や季節の匂いなんかを感じながらゆっくりと散歩。
そして今、これを書いているのも休日の朝、朝食を終えてダイニングの窓から青い空と小さなベランダの木々のグリーンを愛でつつ。
こういう何気無い時間って実はかけがえのなもので、ストレスを解消して、かつ自分をニュートラルに戻してくれる。
いざ戦場に行くと、やれポジション争いとか、お金の争奪戦とかに巻き込まれ、ディナーでも常に損得を気にした会話と人間関係。お金が少し入ると、自分をよく見せるために、頑張ってブランドものを身につけ、色々と頑張っちゃう。
特に若い頃は本当にそういうことにとらわれちゃうっていうのは結構普通だと思いますね。
気がついたら体と精神は、、、みたいな。
世の中そういうパターンになる人は少なくないと思うのですが、意識して自分をニュートラルにしてくれる時間、それも本当に些細なことに「小さな幸せ」を感じる時間を作るというのが実はとても大切なことかもしれません。
特に天気の良い日の朝などは、どのような季節であれ、その雰囲気を楽しむたった30分を作ることで、あっちに行きかけている自分をこっちに戻すということができるかもしれません。
なんのこっちゃわからん人も多いかもしれませんが、あくまでも徒然なるままに、、ということでご容赦を。
おわり。
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