モノの収納法や 片づけ方というより
「片付くための 考え方」 「発想の転換」がテーマです。
片づけというと 「モノを捨てる」とか「モノを減らす」とか
「モノを 動かす」 とか
モノをどうにかすることに 固執しがちです。
でも 本来は
自分の考え方を変えてみたり
自分の行動パターンを変える方が 大事。
たとえば 本の中でも
「観葉植物をやめてみる」という項目があります。
著者は 観葉植物が好きで
よく買ってくるそうですが すぐに枯らしてしまう。
で、すぐ次に買ってくる。 ⇒ 枯らす。の繰り返し。
片づけとは この場合
「枯れた観葉植物を捨てる」 ことではありません。
自分の行動パターンを見直し
その根本にあるものを 見つめてみる。
この著者の場合は
「 観葉植物がある部屋に暮らしている自分へのあこがれ」
ということに 気づきました。
観葉植物が好きなんじゃなくって
観葉植物を育てている人の姿にあこがれる余り、
何度も挑戦しては 破れているわけです。
片づけがうまくいかないのは だいたい このパターン。
自分らしくない「理想」を描き
自分に向いていないことや 出来ない事を
必死でやろうともがいている状態。
理想と現実にギャップがあるから
どこか 苦しかったり うまくいかないわけです。
「どうも私は 植物を育てるのは無理みたい!」って
ハハハッ~~て 開き直ることができると
だんだん 植物のお世話もできるようになってくるんですけど
そこが どうしても認められない人が 多い現実。
そして、できない自分を責め続ける・・・。
この著者さんのように 上手くいっていないことは 一度
「やめて」みると 自分らしさが見えてくるかもしれませんね。
まんがエッセイで読みやすいので
おすすめです。
第1弾もあるようです。
いつも応援ありがとうございます