電車に乗って通勤・通学されている方なら誰もが見たことがあると思いますが、電車広告で個人的に楽しみに読んでいるのが日能研の広告内容である私立中学入試問題です。
少なくとも数年前から電車の中で見られるようになりましたが、つい最近から問題の傾向が変わったように思えます。昔は、算数レベルの力を駆使しながら、一見すると解くことができないのではないかというような問題が主でした。図形の問題であれば「補助線を引く」などのテクニックが塾などで教わらないと厳しい問題が多かったように思えます。
しかし最近は、データから法則を類推する問題や、世界の出来事に対してどのように思うか自分の意見を述べる問題が多くなりました。例えば卵から生まれてくるカメの性別と気温の関連性に関する問題や、テロリストについて自分の意見を書かせる問題もあります。
私立中学の入試傾向かガラッと変わった直接的な理由は、2020年からのセンター入試が改正されて、例えば国語の記述問題で自分の意見を書かせる問題も出てくると言われているところがあります。間接的な理由としては、自分の意見を持っている人材を社会が求めるようになり、教育にそのような人材の育成を求めたところがあります。知識のインプットや計算はAIの方が優れています。しかし、考えるということはまだ人間しかできないことです。
フェイスブックフォローをお願い致します。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
子供の学習スタイル診断に興味があるかたはこちら
https://www.learningsuccess.jp/assessment
東京インターハイスクールウェブサイト