東洋経済オンラインで「教育困難大学」に集まる主体性ゼロの学生達」という記事がありました。学生の特徴としては、「授業にはきちんと出ているが、実際のテストやレポートの出来が悪い」「特に自分が望んだからではなく、先生や親に言われて大学に進学した」「面接でも先生に言われたことをオウム返しでいって、想定外の質問をされると何も答えられない」といったことが取り上げられていました。
その記事の筆者は、いわゆる「教育困難校」と呼ばれる学校がそう言った学生を生み出していると記載していましたが、私の考えは少し違います。中学生・高校生を対象とした塾で少し前まで勤務していましたが、中学での教え方や成績のつけ方が結果、主体性のない学生を生み出しているのではないかと思います。
ご存じの通り、中学での成績のつけ方は定期テストの出来だけではなくて、宿題などの提出物や授業態度も評価の対象になります。例えば英語であれば、単語を10回書いたノートを宿題として出す先生もいます。いやいやでもやって提出すれば定期テストの出来がすごく悪くても1をつけられることはありません。しかし、宿題を出さない生徒は定期テストの出来が良くても総合的にあまり良い成績はつけられません。結果を出すために過程があるのに、結果が良くても「先生がこうしなさいといった勉強の仕方」をしていない生徒が淘汰されるのはいささかおかしな話です。
そんな中学時代を送っていれば、結果はともかく「とりあえずこうしとけばいいんでしょ」という頭になり、「結果を出すためにはどうすべきか」と主体的に考えることはなくなります。解決策が「ホームスクール」です。ホームスクールには基本的に先生はいません。どのように勉強すべきか指示する人はいません。だからこそ、自分で考え自分で行動するインセンティブが働きます。結果失敗でもそれはそれでいいのです。そういった行動をとることで主体性が身に付きます。そして今の社会は、主体性を持った人を必要としています。
「教育困難大学」に集まる主体性ゼロの学生達」
URL: http://toyokeizai.net/articles/-/188391
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