これもちょうどロンドン生活に慣れ始めた頃のポストでありまして、ちょっとリメイクしすぎでしょうか。。。
でもなんかあの当時の初めての海外珍生活が本当にありありと蘇ってきて。。。
ご一読を!
パリ出張から帰国。
パリと言っても場所によって印象は様々。北駅から少し行ったあたりは、パッと見たら北アフリカか中東の街のような印象か。側道には露店が軒を連ね、人が多く、ペイントされた車や壁が目立つ。移民が多いとも聞く。
移民受け入れについてはフランスに限らず、政府補助の問題、教育、住宅政策、地域社会との摩擦等、様々取り沙汰されています。それこそ、pros and consの良い事例。
実際、ロンドンにいる時は、日常生活で色々とマイナス面も垣間見ます。
一方、プラス面も大きいと思える。
アメリカなどは継続した移民受け入れの結果、出生率は高く老齢化しにくい。
英国を見ると、なんと人口は戦後最高を記録。移住した人は生活を良くしようと努力し、それが労働力の増加、消費拡大に貢献。
都市の国際化もしかり。実際、私のロンドンの友人達も、出身は英国、東欧、西欧、アフリカ、アジア、オセアニア等様々 。
仕事場だって色んな価値観を受け入れることができないと機能しないし、一方、差別排除については日本の比ではありません。履歴書には年齢を書く欄すらない。どれだけの日本人が世界でマネジメントが務まるのか、、
だってね、職場に同性結婚の人とか普通にいますからね。それ当たり前だから。
それに比べて今の日本の社会、特にネットなどを見ていると、ちょっと何か人と違うと、たたく、いじめる、攻撃する、炎上する、やたらに煽る。すごく内向きになっているように見える。多様性がないからかしら?もし、学校や職場に違う肌の色、髪の色、目の色、考え方、物の見方、常識を持つ人たちがいたらどうするんだろう。
オリンピックも近いし、これからの世代は益々グローバル化の中で生きていくのに、、
確かに移民受け入れにはマイナス要素もあるかもしれないけど、日本の知恵をもってすれば上手くいくのでは思う。本当に日本人は器用。日本の勤勉さ、素晴らしいサービス、技術、マナーと国際性が融合したら、どれだけ素晴らしいかと。
海外に住んで、日本の良さを痛感するからこそ、もっと良くなって欲しいと思う。受け入れだけでなく、出て行くのもしかり。若者たちがもっと海外で学んで帰ってくる。あるいは、働きに出て行く、、、。
きっと、もっと多くの日本人が日本の本当の良さや問題に気づくと思う。
今の世の中、一定の規模の企業なら、世界でのビジネスは当たり前。
日本の会社がここ20年くらいで元気が無くなったのは、国際人材が枯渇していることも影響していると思いますね。
だって、今の中国のそれこそテンセントとかアリババとかそういうネット系、しかも時価総額30兆円とかのマネジメントレベルの人たちはほとんどアメリカで学校卒業して戻ってきますからね。
だから世界で勝つための知見みたいなものを吸収している。
ただ工場がたくさんあるから中国が潤っているのではないですよ、今時。
若者たちよ、世界に出よう!あるいは、日本で海外の友人を作ろう!そのほうが楽しいかも!難しくない。父兄よ、応援しよう!
再度、、、。職場も世界中にあるし、結婚相手も世界中にいるぞ!そして、世界中から来るぞ!
おわり。
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