私がある会社に中途採用で入社した時に、もう一人入社してきました。彼は大学を卒業してから4年間公務員を目指していたのですが、結果うまくいかず就職活動を経て入社してきました。聞けば、公務員を目指していた4年間も本屋で少しアルバイトをしていた程度の職歴でした。学歴は高く、難関私大の法学部を出られていた方でした。
入社後、他社との合同営業研修会のようなものに参加しました。その研修の一環で、実際に飛び込みで営業にでて名刺交換をするというものがありました。30名ほど参加していましたが、彼がダントツでビリでした。(彼は全くそのことに危機感がありませんでした。)研修終了後、実際に営業を開始したのですが、新規開拓の営業で電話でのアポがほとんどとれず、またやっととれてもほとんど何も話せず会社に帰ってきてしまいました。そんな様子だったこともあり、最終的には3か月も立たずに辞められてしまいました。
彼が辞める前に言っていた言葉が「こんな仕事バカげている」でした。彼の中での仕事と実際の仕事のイメージが乖離していたことが想像できます。
親や先生が昔ながらの学歴偏重な考え方の時、「この受験さえ乗り切ればいい」という話は良くします。この発言ほど無責任な話はないと思います。なぜならば、入社してから社会のことを知り、自分のキャリアを始めるからです。受験に合格してもそれはまだスタート以前の話で、大学でスタート前の準備をしないといけないのに、彼は「この受験さえ乗り切ればいい」という言葉を鵜呑みにしてしまい、良い大学さえ出ていれば安泰でもうなにもしなくて良いと思い込んでいたように思えます。
そんな彼を見て「生涯学習」という言葉を常に心に刻んでおります。
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