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NO1731 首相の「脱原発」表明を評価する

パプリカも実をつけた
パプリカも実をつけた 14日(木)快晴。管憎しの感情が政界に蔓延し、何を言っても批判をかうばかり。それでもめげない管さんの精神力は大したものだ。国会答弁や昨日の記者会見をじっくり聞いていると、この人は原発災害に対応するなかで、確かに考え方を変えたのだと思う。

「私自身3・11を経験するまでは・・原発については安全を確認しながら活用していく、という立場で政策を考え、発言もしてきた。段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を目指すべきと考えるに至りました」と反省を述べた。

 敗戦のとき同様、震災を契機に変わらない人こそおかしくはないか。経団連は管発言に露骨な非難を浴びせるばかりか、「原発は着実に推進する必要がある」と勝手に表明し、まだコストが安いとか全部止まれば企業の投資意欲が低下するなどと脅しをかけている。

 立地自治体を初め、マスコミも、やれ思い付きだ、パフォーマンスだ、大衆迎合だとあらん限りの罵声を浴びせている。大阪や滋賀県の知事だけが高く評価するとコメントした。私も高く評価する。管さんは8月には辞めるだろうが、総理大臣としての発言は重い。

我が家の花壇は私のかかり
我が家の花壇は私のかかり こんな大転換が数年でできるはずもなし、管さん自身もそんなことは言っていない。福島原発の廃炉までに数十年は必要だし、稼働中の原発をどうするのか。全原発の廃炉までの工程表も作成しなければならない。急いで再生可能エネルギーに取り組む必要もある。

 管内閣が閣議決定したエネルギー基本計画の見直し、新しい独立した規制機関の創設、安全審査基準の抜本的見直し、政官業学の癒着の根絶、新政権に委ねられる課題は山ほどある。次期政権がこの管首相の「脱原発」方針を無視することはできないだろう。

 今行われている全原発の安全点検のずさんさが河野太郎氏の調査で明らかになった。ブログに紹介されているので一部を紹介する。例えば東電柏崎刈羽原発。高線度防護服10着配備(たった10着でいいの?)完了予定が7月末、原子炉建屋内への水素検知器設置12年度内に完了予定、原子炉建屋頂部へのベント装置設置も来年度内等々他原発も同様。

 新聞では報道されていない。国会議員の「国政調査権」の特権を利用して河野氏が全原発の調査をしたものだ。河野氏によれば、シビアアクシデントに対する対応がほとんどの原発で終わっていないにもかかわらず、保安院(氏は不安院だと)は「適切に実施された」と経産相に報告し、経産相はそれに基づいて「安全宣言」を出したのだという。マスコミはそうしたことも調べもせず、新潟の場合は防潮堤の設置(できてもいない)や代替電源車の準備に入っただけで安全が確保されたかのような報道をしている。 

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