こんにちは、Vector講師のIkueです。
第34回目の今回は、
Toを噛み砕いてみる
ということでToについて話をしようと思います。
質問をよく受けるのが
「Toってたくさん意味があってどうやって使うのかわからない!!」
というものです。
Toというと次の2通りです。
1. 前置詞としてのTo
2. To不定詞としてのTo
前置詞Toの後ろにこれるものは、
前置詞の定義により、
名詞。
そしてどうしても動詞を後ろに置きたいならば、動詞にINGをつけて
動名詞にしなければなりません。
またTo不定詞は
その定義により
名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法と3つありますが、
いずれにせよ、
Toの後ろは動詞の原形でないといけません。
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1. 前置詞 + 名詞、または動名詞
TO
2. To不定詞 (動詞は必ず原形)
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このことから、Toの後ろに名詞が来ていたらその瞬間にそのToは前置詞で「ーへ」と訳したらいいですね。
Toの後ろに動詞の原形が来る場合、To不定詞になりますので、S(主語),O(目的語),C(補語)かM(修飾)になっているかでそれぞれ用法を見分けたらよいでしょう。
このように、すでに与えられた文章があるなら後ろに何が来ているかで簡単に見分けることができますが、
自分で文章を作るときにToの後ろを動名詞の形にするのか動詞の原形にするのかは
判断が難しいこともあるでしょう。
基本は、Toの後ろに動詞を置きたいなと思ったら不定詞であることが多々だと思ったらよいです。
そして動名詞を置くパターンを例外として覚えてみるのも悪くはないと思います。
では、そのToの後ろが動名詞になるのは次のようなものです。Look forward to Ving Vingするのを楽しみにしている。
このToはまさに前置詞ですのでI'm looking forward to seeing you. あなたに会うのを楽しみにしている。
のようにingをつけなくてはいけません。
それからI'm looking forward to your birthday party. あなたのバースデイパーティを楽しみにしている。
このToはもちろん前置詞ですから、もちろん名詞だけを持ってくることもできますね。Be/Get used to Ving Vingするのに慣れている。
I'm used to waking up early. 私は早く起きるのに慣れている。
I got used to living in Vancouver. 私はバンクーバーに住むのに慣れた。
I'm used to the way he talks. 私は彼の話し方に慣れている。
このToはもちろん前置詞ですから、といったように名詞の固まりを持ってくることもできます。
おまけ
比べてみよう。 Used to V 原形 ーしていたものだ。
これはBe/get used to Vingととっても似ていますが、意味が全く変わってきますね。このtoは不定詞です。ですからVの原形しかこれません。I used to wake up early. 私は早く起きていたものだ。
I used to live in Vancouver. 私はバンクーバに住んでいたことがある。
どうでしょうか。今回はToについて見てみました。同じToなのに全く違う意味を持たすこともありますね。
Thanks for reading! See you next time!
Ikue

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