帰任して3ヶ月が経過。
最初の1ヶ月は完全なホームシック。ロンドンが恋しくって恋しくって。
次の2ヶ月は仕事がらみのことでバタバタとして、いつのまにかロンドンの記憶が遠のき、そしてなんか長〜い夢を見ていたように思えるようになりました。
今では、逆にロンドンに住んでいたこと自体が信じられないようなことに思えます。
未だに、住んでいたフラットや庭や通勤路やよく通ったお店、そしてもちろん事務所や仲間のことは鮮明ですが、そこに居を構えて暮らしていたという実感がだんだん掴めなくなってきたそんな「今」です。
さて、当時、私はほとんど自炊をしておりましたので、食べ物に困るということはほとんどありませんでした。
徒歩13分くらいで日本食材店もあり、ほぼ毎日和食。。材料が英国産でも調味料さえあれば、和食は作れます。
ずーっとたべてたお米なんかはスペインのカタルーニャ産でしたね。本当に日本のコメと変わらない美味しいコメでした。
あといつもOcadoで買ってたブルーエッグも最高でしたね。あれほど美味しい卵は日本に帰ってきても出会っていない。
でも、年に数回、食べ物でホームシックになることがありました。
春:タケノコ
豆ご飯
秋:生のサンマ
中でも私は筍が大好きなので、若芽と筍の炊き合わせと筍ご飯(木の芽のせ)が食べられないと、どうも春が来た気がしないのです。例の水煮は売ってるんですね。でもフレッシュの筍は散々探したけど見つからず。中華料理にも使いますが、ほぼ完全に缶詰でした。これだけは無理でしたね。
そして豆ご飯もそう。
無論、ロンドンでもさや付きのえんどう豆は売っています。むき身も売ってますよ。でも散々試しましたが、豆ご飯の香りと味にならないんですね。ショートパスタと合わせたりすると本当に美味しいのですが。これ世界の七不思議。
で、秋のサンマはもう悶絶するくらいにたべたかったです。干物だけは電車で20分くらいのお店に売っていたので、それを時々買いつつ、生のサンマに思いを馳せておりました。
てなことなのですが、逆に言いますと、それ以外はほとんど問題なくてにはいる、あるいは代替品でなんとかなるという状況なんです。
ということで、料理の腕さえあれば、実はロンドン暮らしにおいて食べ物で困ることはほぼないというのが私の実感です。
あと、食べ物以外では、、、、、そう、桜です。
あの日本の密植された美しい桜並木は春になれば本当に恋しくなります。
「早く誰かがフェースブックにあげてくれないかなー」なんて思ってましたね。
てなことで、今日は
おわり。
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