ちょっと先ほどの続きな感じです。
昨年から頑張って勉強してこの春受験をした学生さんも多いことでしょう。
受験勉強ってのは、イギリスでは基本的にはないそうです。大学に申請を出すまでの学業、試験結果をもとに大学が学生を審査し、合否判断をするからです。でもオックスブリッジは入学試験があるそうですよ。この辺りも国が変われば常識変わるですよね。
日本の受験勉強ってのは色々とプラス面、マイナス面、とりだたされますが、Jakeは必ずしも否定的ではありません。どちらかというと肯定的。
何故ならば、一所懸命努力して、何かに挑戦し、成し遂げるという偉大なプロセスだからです。
こういう過程を通じて、「今はとてもしんどい、大変だけど、きっと自分にはできるはずだ」という根性、メンタリティーが形成されていくと思うんですね。
私は受験はサボりまくって全然勉強しなかったので、これについては語れませんが、仕事については同じことが言えると思います。
何か特定のプロジェクトで本当に苦労して、ものすごく働き、結果として一定の成果を成し遂げた場合、それはそのひとの血となり肉となり、将来困難に遭遇しても、切り抜けていくための礎となることでしょう。
なので、今は昔と比べて労働環境問題が盛んに議論されるようになりましたが、特に若い頃には一定期間、本当に仕事に埋没して、そして結果を掴むという経験をすることは案外大切なのだろうと思います。体を潰したらダメですよ、そりゃ。
こういうストレス耐性というか、ギリギリのところで自分を信じれるというのは、40代になっても50代になってもいき続けてくれますからね。
だから、受験という経験て勉強という範囲を超えて、実は将来に向けた人間としての基礎づくりとしてもとても有効なのではないかと私は思います。
おわり。
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