Ikueの今週の英語 Vol. 20 カップルでサンドイッチする接続詞 PART 1

こんにちは、Vector講師のIkueです。


第20回目の今回は、

カップルでサンドイッチする接続詞
a.k.a. 相関接続詞　PART 1

というテーマで話をしたいと思います。


英語が学生時代苦手だった方は、
いきなり、何か難しい文法用語を聞いて
耳をふさぎたくなる内容かもしれませんが


意味さえしっかりと覚えれば、
そんなに迷うものでもないので
安心しましょう。


相関接続詞というのは、
要するに

2つのかたまりでセットになって、
語句をサンドイッチして使うという
接続詞さんのことです。


では見ていきましょう。


具体的に、等位相関接続詞と従位相関接続詞に大きく分かれます。

今回は主に、等位相関接続詞について話をします。

1. 等位相関接続詞
both A and B　　　　　　　AもBも両方とも
either A or B*　　　　　　   AかBのいずれか 　*イーザー、アイザーとどっちでも読んでいい！
neither A nor B**                   AでもBでもなく 　**ニーザー、ナイザーとどっちでも読んでいい！
not only A but (also) B　　　AだけではなくBも　（Bを強調）
B as well as A***　　　　　 AだけではなくBも　***AとBの位置が違うことに注意！（AがextraでBを強調）

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では、この意味をしっかりおさえて、いろんなものをサンドイッチしてみましょう。

I love both Tom and Sam. I can't choose either of them!!
私はトムもサムも両方とも愛しているわ。私はどちらかを選ぶことなんてできないわ。
O（目的語）の部分をサンドイッチしてもいいですね。

You can either go out or stay home. Choose whichever you'd like. 
あなたは、外出するか家で過ごすかどっちかを選んでいいよ。あなたの好きな方どちらでも選んでね。
V（動詞）の部分をサンドイッチしてもいいですね。

I will do neither homework nor cleaning tomorrow. I just want to veg out all day.
私は明日、宿題も掃除もしないわ。単に一日中だらだらして過ごしたいの。

He likes not only to watch soccer games but also to play soccer.
彼は、サッカーゲームを観るだけでなく、プレイすることも好きだ。（プレイすることを強調している。）
O(to不定詞)の部分をサンドイッチしてもいいですね。

They brought snacks as well as booze. They were such generous people.
彼らは、アルコールだけじゃなく、スナックも持ってきたよ。なんて寛大な人たちなの。（スナックを持ってきたことを強調している。）

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注意をすることは、
サンドイッチしているAとBの中身が
同じ重さ（等位）、
つまり、品詞が同じ
であることです。


そして、
これらの接続詞がVやOをサンドイッチする場合は気にしなくていいのですが、
Sの中をはさむ場合、
動詞の一致に気をつけなくてはいけません。

次の例を見てみましょう。
1. 動詞はAとBの両方で複数扱い。both A and B
Both she and I ARE right. 　             彼女も私もどっちも正しい。

2. 動詞はBに一致。either A or B, neither A nor B, not only A but also B, B as well as A
Either she or I AM right. 　　            彼女か私のどっちかが正しい。
Neither she nor you ARE right.　　  彼女もあなたもどっちも正しくない。
Not only he but also I AM right.　　 彼だけでなく私もまた正しい。（私を強調）
He as well as I IS right.　　　　　　 私だけでなく彼も正しい。（彼を強調）


いかがでしょうか。
主語に持ってきた場合はちょっとややこしいので気を付けましょうね。

次のブログでは、従位相関接続詞について話をしましょう。


Thanks for reading! See you next time!

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