おはようございます。
津梁貿易の金城です。
ブログで商品を盗まれた事を公開してから、色々な方から心配の連絡が入ってきます。
とてもありがたいですね。
あの事件の結末はまた近いうちに記事にしますが、あの事件にかかわった人で、
盗んだ犯人と手引きした従業員以外の全員が利益を得る結末となりました。
結果だけを見ると事件が起こってラッキーだったのかもしれません。
さて、本日は意外な人気シリーズ「中国古典」「兵法三十六計」ついて書きたいと思います。
本日と次回紹介するパターンは私が最も重要だと感じている一節なので、ぜひ参考にしていただければと思います。
今日は、「笑裏蔵刀」「笑(わら)いの裏(うら)に刀(かたな)を蔵(かく)す」
原文は以下です。
信而安之、陰以図之(相手を安心させ、密かに謀をする)
備而後動、勿使有変(備えてから動き、異変を悟られない)
剛中柔外也(内面は厳しくする、表面は親しくする)
これは、以下の故事からの知恵です。
中国・三国志の時代、蜀の関羽は、呉の呂蒙を大変に恐れていましたが、呂蒙は後任に陸遜を指名すると、病と称して呉の都に引き上げました。
陸遜は、関羽にその武勇を褒め称えるとともに自分は弱卒にすぎないと謙遜する挨拶状を送りつけ、領内の運営も呂蒙よりもことさら下手に行ったそうです。
関羽はこれを見て安心し、樊城攻略に全兵力を投入してしまいました。
そこで呂蒙は、すかさず密かに軍を率いて関羽の本拠地である江陵を攻め落としてしまいました。
これを大まかに解説すると、
孫子兵法の行軍篇にあるように、
「謙虚な言葉遣いでありながら軍備を増しているものは、進撃するつもりである。突然に講和を申し込んでくるものは、謀略である。」
と似たかんじです。
表では友好を装い、裏で悪意を働くことはビジネスの世界でもよくあることだと思います。
その部分を理解し、きちんと対策を立てていく事はとても大切なことだと思います。
それでは明日、この「笑裡蔵刀」を応用した例をご紹介しますのでお楽しみに!
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