外見では被害なしに見える
7日(木)曇。10時半現在、我が家の2階の温度は27.5度、湿度58%。最近毎朝チェックしている東電の電力使用量は9時現在で72%、東北電力が85%。私が今まで見た中で東北電力の最高値は88%だ。どちらも信用してはいないが、特に東北電力の数値は疑わしい。
昨日午後の予算委員会で共産党の笠井亮議員が九州電力の「やらせ問題」を取り上げていたらしい。残念ながら外出中で観なかった。今朝の各紙の報道によれば、事実関係は九電が6・26日のネット中継した県民向け説明番組宛てに一般市民を装って運転再開を支持する意見メールを寄せるよう、社員や子会社の社員に指示していたというのだ。
隠しきれないとみた九州電力は昨夜社長が記者会見をして事実関係を認めたのだが、今朝の読売はもちろん、日報も朝日も笠井議員のことは書いてない。九電が自主的に発表したかの様な報道だ。産経は記事にすらしていない。この問題で党派は関係ないだろうに。
線路はあったが・・
久しぶりに朝の「モーニングバード」を観たら、電力不足はウソだという特集をやっていた。玉川という記者の報告だが、名古屋大学教授が資源エネルギー庁のデータに基づいて、仮に今全原発が止まっても、十分賄えるというのは電力会社も思っているはずだと。
教授の名前を忘れてしまったが、玉川記者が「十分賄えるのになぜ不足だというのですか」に対し「原発が必要だと思ってもらいたいからでしょ」とあっさり。震災前にこんな発言をしたら、この教授の研究に支障が出たと思う。次から次へとぼろが出る。
海江田経産相の動きが突出して変だと思っていたが、やはり経産省が原発の安全よりも電力会社の利益を優先させていたことが明らかになった。管首相が原発の再稼働に慎重なのは分かっていたのに、相談もしていない。管首相がストップをかけないのもおかしい。
崩れ落ちたお店
そして、EUが打ち出したストレステストをやると言わざるを得なくなった。事故の当事国である日本が先ず全部止めて安全点検をやるべきだったのに、早々に安全宣言を出すなど、混乱に拍車をかけた。管首相にも明確な信念や見通しがないからこうなる。
前にも書いたが東電は17基も原発を保有しながら今動いているのは柏崎・刈羽の4基のみ。東北電力は4基全てが停止中だ。この夏を乗り切れば、電力不足のウソが証明できる。今朝の番組でも言っていたが、関西電力などもっと余裕があるし、11基全てが止まっても大丈夫だということだ。大阪の橋下知事も登場し、テレ朝の数字も含めて、これから関電と話をしてはっきりさせると表明。企業が海外に逃げるのウソも暴かなくてはならない。
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