おはようございます。
津梁貿易の金城です。
アフリカマーケットでは、「儲かるのであれば何でもやる!」という姿勢がとても大切です。
最近の日本での、「何かの分野に特化する」とは反対の方法なので、その部分で失敗する人が多いように感じます。
さて、本日は「隔岸観火」の応用編です。
隔岸観火についての説明は前回してありますので、こちらをご覧ください。
敵戦計:隔岸観火
また、中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
それでは、当社がアフリカマーケットで実際に行っていることを2つほどご紹介します。
①溺れている人は助けるな
アフリカのある国に、「溺れている人は助けるな」という諺があります。
溺れている人を助けようとすると、助けに入った人まで溺れてしまう可能性が高いので、
溺れている人が意識を失ってから助けに入るべきだとの事柄からを表しています。
そこから転じて、困っている人を助けるときには一旦待つべきだとの意味を持っています。
例えば、資金難や人材難など、会社を経営していると様々な困難が襲ってきます。
自分の会社以外の企業がそういった困難に直面しているとき、下手に助けに入ることはとても危険です。
変な勘繰りをされるばかりでなく、場合によると恨みを買う場合もあるのです。
困難に直面している会社が全面的に助けを求めるまでしゃしゃり出ないほうがいいのです。
困難に直面している企業や人はどんな事でもやって生き残ろうとするので、
その企業や人から「助けて」と言われる前に助けに入ると利用されるばかりでなく、
その利用しようとする相手を遮ると恨みに変わってしまいます。
逆に、「助けて」と言ってきた後からだと、こちらの指示をきちんと聞いてくれますので、
逆に立ち直りが早い場合が多いです。
困っている企業や人を助けるにもタイミングがかなり重要なのです。
②株式会社
少しずれるかもしれませんが、うちの会社が投資をするときに見るポイントがあります。
それは会社が立派かどうかです。
うちが投資をする場合には自尊心を高めるためでも、安心を得るためでもなく、
純粋に利益を求めて投資をします。
株式投資はその点をきちんと見ておかないと、「神の代理人だけが得をする」事につながります。
宗教法人は信者から集めたお金を使って教会や寺院を建てますが、
株も似たようなもので、信者から集めたお金を使って企業の外面をよく見せようとします。
「隔岸観火」には、自ら労することなく、利を動かすには、意味なき勝敗に、人を巻き込ませること。
という意味が裏にあります。
意味なき勝敗に惑わされては岸のこちら側が火事になってしまいます。
投資をする場合には、会社の外面に惑わされることなく、
「今後どれだけの富をこの会社はもたらしてくれるのか」が何よりも重要です。
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