丸々1匹のサーモンで、今年もマレーシアで「新巻鮭」を作ってみた。
サーモン1本買いは、KL民間2か所にて、何度もありますが、一番に手に
入るはずの、早朝オープンの公共のクアラルンプール市場では、一度、
アトランティックサーモンを1匹見かけただけで、無いことが多く、
探しても、徒労に終わるのが嫌で、最近は、行かないことにしている。
あういう所、マレー語しか通じないのは分かるけど、突っ込んだ会話は
まるで駄目、う～ん、もっと勉強せねば・・・やっぱ、勉強しないな。
市場に行くのに、長靴はズンズン魚臭くなるし、帰る前に、車に乗る前に、
ズボンなどを履き替えないと車内にも確かに匂いが付くのです。これが
しばらく落ちないのデス。・・これを、ウチの奥さんが結構嫌がるんです。
最初一緒に仕入れに行ってたのですが、もう車から降りようともしなくなり
ました。そして行こうともしなくなりました。自分は朝寝坊気味なので残念。
”目覚まし係り”？?? がいなくなったわけです。
・・他の魚の刺身もしばらくやってません。いろいろ考えて、当分、刺身は
やらないことにしている。・・・・・所詮、素人で、下手くそだし。
・・ただ、サーモンに関しては、刺身OKのノルウェー産使用で、通称
「フレッシュサーモン」と言い、刺身用に半分、その他、焼きものなどで
楽しむことにしている。で、1年前以上から「マレーシア風新巻鮭」を
作ることにしたのは、当然ながらサーモンそのものが味がないことだった。
塩気なしのサーモンは、口の中でモソモソするので、軽い味の塩じゃけの
・・アタリの軽い新巻鮭を作る方向に進んでいった。新巻鮭は、本来は、
寒い地方での産物。・ここは暖かマレーシアなので、夜の涼しい時間帯に
吊るして、数時間、扇風機を稼働しての「風乾」にする。その後半日以上、
ずっと冷蔵庫の中での「風乾」を繰り返し、完成させる。
そういうやり方は、ダメって言ったって、美味しいんだからしょうがない。
・・何にでも、クレームを付けたがる人は・・いると・・思うけど。
全部で約10日間かかる。今年も年末が近い・・マレーシアは、冬という
イメージの年末はないわけで、このサーモンも季節関係なく造ってますが、
「年末」と聞くと、単価の値が上がる前に買いに行くんです。
・・・それは、チャイニーズニューイヤー前も同じ事。
いつもは、刺身をやるけど、最近は塩じゃけ造りが多い。おのずとサーモン
のおろし方が違ってくる。・・スモークサーモンもいいな・とは思うけど。
・・スモークサーモンも、上手にやらないと・・パサつく。
表面のカリカリが好きなので、どうしてもこんな感じになってしまう。
ウロコを取り、塩漬けにし、冷蔵庫で熟成させ、出して、塩水で塩抜き
をし、「外での風乾」と、「冷蔵庫内での風乾」を繰り返す。
・・・ここはマレーシア、「寒風」というわけにはいかない。
タコ糸をより合わせ、しっかり結ばないと滑ってド～ンと落ちる、
・・今まで・・3回落ちた。・・・シッポは重みでほとんど変形。
出来上がり・・生と違ってオカシラ(お頭)は、スッと出刃包丁が入る。
新巻きにする場合、切り方は、輪切り(筒切り)がいい・・無駄が出ず、
簡単だ。 冷凍もしやすいし、整理もしやすい。それに焼きやすい。
・・今回は、敢えて、薄く切った。・・・単純な理由だ。
・・・・食べられる回数が増えるから。１食の原価が低くなるからね。
尾のギリギリまで喰える。シッポまでの残りは、通常の少し厚めにカット。
こういう作り方切り方は、サーモン1本全部捨てるところがないから好き。
年末の声を聞き、いつもの「マレーシア風新巻き鮭」を作ってみました。
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参考までに：他の方々の面白ブログ拝見はこの上下から。動画紹介専門ブログも。
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