日本の方はご存じないかもしれませんが、ここイギリスでは12月26日というのは、Boxing Dayといって、USのブラックフライデーに近い、冬のバーゲンがスタートする日なのです。
Jakeは去年は日本にいたので、初めてのBoxing Day。
ということで、早朝からかたずけと掃除を引き続き行いつつ、お昼まえにはいったん区切りをつけて出撃!
まずはド定番のハロッズをチェックしないとはじまらないだろうと思い、シティーセンターはナイツブリッジステーションへ。
(そうそう、このシティーセンターという表現ですが、USでいうところのダウンタウン、中心地ということです。英国ではダウンタウンとは言わないのです。)
で、Tubeの駅から上に上がって、ハロッズ最短の出口を出て、、、、、、見てみると、、
やっぱりすごい人です。中にちょとだけ入りましたけど、ほとんど朝の電車状態でして、しかもJakeは荷物は減らすことはあっても増やすことはありえないので、とっとと外に出て、ただただ観察。
Jake的観察では、英語しゃべっている人率は50%以下。
やっぱり観光客が大半ですね。
ちなみにと思って、タックスリファウンドのコーナーを見ると、黒山の人だかり、、やっぱり観光だ。
過半数は中国系、残りが中東系でしょうかね。
で、さらに中心地のレポートも必要だろうと思い、Piccadilly Circus へと。
Tubeが混んでたので、バスに乗るも、結構道は渋滞でした。
で、到着後、見てみると、、、、
やっぱり人は多いですね。
でもやはり外国語が多いので、観光の人が中心のよう。
しかし結構意外だったのが、Jake大好きのフォートナム&Mなんかは閉店だし、もっとも保守的なジャーミンストリートは、まさにこのチャンスに開店すれば、おいくら万円かわからんくらいの売り上げが期待できるのに、エドワードグリーン、クロケットも、もちろん、ジョンロブもターンブルアッサーもすべての大人ブランドは閉店。ストリート全体が閉店なのです。
そんでもって、さらに状況を把握するために、ニューボンドストリート、こここそブランド銀座並木通りといえる場所ですが、オープンしているお店は半分以下でしょうか。老舗ほど閉店してました。
そんでもって、ローカルはどうなんだと思って、隣町のChiswickに行ってみると、ほぼ完全に閉店状態。
いつもお世話になっているお店は8割はクローズ。
スーパーマーケットの雄、Waitroseもクローズでした。
てなことで、一部の百貨店、有名店舗、特に観光地にあるお店なんかはここぞとオープンしていますが、一般的には閉店しているというのが、Boxing Dayの実態だとわかりました。
ちなみに、なんでBoxing Dayというか。
その昔、貴族の方が、つまりアッパーな方が、クリスマスまで働いてくれた使用人に休暇を与えるとともに、志、つまりお祝いの品を箱に入れて与えたというのがひとつ、そして別の話では、教会が恵まれない人たちのために、ドネーションであつめた品を箱に入れて分けたという話がまたひとつ。
てなことが由来のようです。
ちなみに、この日は別名「スポーツの日」ともなっており、特にローカルリーグのフットボールやラグビーなんかはこの日に盛り上がるようです。
パブでもそれを楽しみに観戦に集まる人が多いとか。
あとは、それぞれの地方では、町中を樽を転がす競争で男衆が走り回るとか、昔のコスチュームで寒中の海に大勢で飛び込むとか、犬のレースとか、はたまた、イタリアなんかでは、でっかいチーズの塊を転がして競争するとか、とにかく、ある意味ナンセンスで笑える変なイベントが満載のようです。
興味のある方は、ガーディアンのウェブサイトでボクシングデーのイベントで検索するとでてきますよ。面白い記事が。
てなことで、これがイギリスの26日、つまりボクシングデーのようです。
これこそ旅行ガイドブックではあまり得られない生の情報。そう思いまして、調査を決行してみました。
レポートはこれにて、、、、
ちなみに、この日がJakeにとっては最後のシティーセンター出撃の日となりました、、、、、、、、ちょっと寂しいね。ほんと。
ということで、、、
おわり。
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