こんにちは、Vector講師のIkueです。
第9回目の今回は
Youth Inspiration & Road Trip Part 1
ということでお話させていただきます。
実は私、ESL講師という肩書きの他に、ダンサー、ダンス講師としてのキャリアも持っています。
日頃からダンスを教えたり、パフォーマンスをしたりしているのですが、最近素晴らしいお仕事をいただきました。
それは、BC州にある先住民が住んでいる保護地区の一つを訪問して、ダンスワークショップと、パフォーマンスをすることです。
友達で、シンガーソングライターでもあるニスカナポレオンさんが誘ってくれて、この旅行が実現する運びとなりました。Road Trip (ロードトリップ、道路旅行)で、バンクーバーから車でおよそ12時間ほど運転してChetwyndという保護区に到着することになるようです。合計5日間の旅行ですが、Chetwyndには3日間ほど滞在して、現地の方とふれあってきます。
このYouth Inspiration Workshop、日本語でいうと「若者向けの自己啓発ワークショップ」というようなものでしょうか。
BC州(ブリティッシュコロンビア州)には約90近くのTribe(トライブ)といって、先住民の民族が住んでいて、その民族を保護する地域が多数存在します。もちろん、先住民はアメリカ大陸全体に存在しますね。
ちなみに英語では、先住民を表す言葉が多数存在します。
例えば、Native peoples, Aborigini, First Nations, Indigenous peoples
開拓時代に入ってきたイギリス人たちにより、先住民たちは自分の文化や子供たちを奪い取られたりして、長い間、抑圧されてきました。その弊害は現代になっても続いており、保護地区によっては、水道水が飲料可能でなかったり、貧しい生活を強いられているところがたくさんあります。最近、アメリカのダコタパイプラインで先住民が自分たちの聖なる土地を守るために立ち上がりましたね。現代でも先住民の人たちは様々な問題に直面しています。
今回私が行く保護地区は、街の中に、ガソリンスタンドの付随するお店がたった一件あるようなところで、携帯電話の電波も届かず、インターネットのある家庭もすごく少ないところのようです。食べ物は隣の街まで買いに行かないといけないらしく、その街も30KMも離れたところにあるような状況のようなのです。街には仕事がなく、仕事を持っている人は、その30KMも離れたところを毎日往復し、仕事を持ってない人(つまり、車を持ってない人)は、生活保護を受けて生活しているような状況らしいのです。そのような不自由な生活のようですが、まわりの人はみんな家族というような感じで地域のつながりはとても強いようです。しかし、生活に刺激、夢、希望がなく、子供たちは「井の中の蛙」状態で毎日を淡々と過ごしているらしいのです。
そこで、今回、私たちは、そんな子供たちを対象に、「自分もできるんだ!」という夢や希望の種を植え付けてあげたいという思いからワークショップをすることを決めました。ダンサーとして、私のパッションを分かち合いながら、先住民の方々とふれあいができるんだととても楽しみにしてます。そして、保護地区に住んでる方はほとんど日本人にも会ったことがない人がほとんどだと思うので、折り紙なんかを持っていって異文化交流もしたいなあと思っているところです。
次のブログはそのワークショップに行った話をしますね。こうご期待!
See you next time!
Ikue
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