私は間もなく英国にきて1年と9か月。
がしかし、日常の何気ない英国人同士のたわいもない会話については、いまだほとんどわからないというのが正直なところです。
少人数で仕事について話をするときは、なんとかついていけます。理由は彼らもより丁寧に、雑談よりもはっきりとしゃべるからです。
でも、家に帰ってドラマをつける、コメディーを見る、、、、、正直、本当にわかんないです。
「え、それってだいたいわかるけど、細かいところがわからないってことでしょ?、ね?」
違います。全然わかりません。
たとえば、これを題材にしたいと思います。ぜひ30秒でもご覧ください。
ユーチューブの映像→ハリーポッター
当然にイギリス人の子供たちでもこれはほぼ絶対に理解できるわけです。
でも、ロンドン生活1年9か月のわたしにはわかりません。。
決して早い会話ではありません、しかも子供だから難しい単語は使っていないはずです。
がしかし、日常的に行われる単語間の連結や一部子音の脱落、そして重要でない単語の弱発音等の理由によってわたしには聞こえない会話になってしまうわけです。
とても簡単な一例をあげましょう。
たとえば、Have you lost them again? またなくしちゃったの?
の場合、Have you などは会話の流れからあたりまえの前提なので、極めて弱く発音され、ものすごく短い「ヴュ」となり、lost themは、t とt が重複しますから、「ロッセム」のように連結。で、結果的に、非常に速い「ヴュロッセム」のようになる可能性が高いと思います。
そうすると、日本人が考える「ハブ ユー ロスト ゼム」とは似ても似つかないものになってしまい、結果、聞こえない、、、、
ということで、いまわたしは、学校にいきつつ、とても基本的な言い回しで、単語がどのように発音されるかという勉強を地道にしているのですが、もう気が遠--------くなるような修行に感じてます。
でも、そういうことをきちんとやらないと、海外生活で何年たっても、なんとなくはわかるけど、細かいところが聞こえないということが永遠と続くそうです。
現にその学校の生徒として来られている方の中には、英国生活10年、20年でリスニングに困って通っているかたがおられます。
はやり、ネイティブの発音の壁というのは本当に高いと感じる今日この頃。
イギリス人と英語でしゃべるのと比べたら、イタリア、ドイツ、フランスなど、英語を第二外国語としてしゃべる人たちとの会話は本当に楽です。
これからも英語の旅は続く、、、、
おわり。
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