さて、ロンドンとひとくちに言いましても東西南北に大きく、わたしは東、北、南などはほとんど足を踏み入れたことがございません。
もう1年半以上たつんですがね。
で、ロンドンは人種の坩堝なのですが、やっぱりそこは移民同士が集まって、コミュニティーを作る傾向があるんですね。
食品店、学校、レストランなど、その国の人たちが必要とするものがそろっている場所、そういうところに集まる傾向があります。
では日本人コミュニティーはどこなのかというと、昔はロンドンの北側だったんですって。学校があったりという理由で。
あと、銀行系の駐在員が多かったのかしら、シティーに電車1本ですから、そういうこともあったのかもしれません。
でも今は、西ロンドン、特にEaling あたりが日本コミュニティーの中心です。
ここにはあのバイオリニストの葉加瀬さんや、今井美樹と布袋さんご夫妻のお子さんが通われている学校もあります。そ、日本人学校です。
ということで、周囲には日本食材店が2つ、比較的新鮮な魚を売るお店、そして居酒屋さん、日本人経営の美容院など、多くはありませんが、なんとか不便はない程度にくらしていける地域です。
路線図を見ましょう。
左手にある、Ealing Commonというのが、そのコミュニティーの中心でしょうか。
(ちなみにJakeが住んでいるのは、すぐ近くのActon Townという駅です。)
これが駅。
そして、これがわたしがいつも食材、とくに納豆を買っているナチュラルナチュラル。朝の納豆を欠かしたことはございません。
そんで、これが美容室。その名も「かみゆい」
それから寿司屋さん。
てな感じで、小さいけど、日本テーストのある街なのです。
地価もわりと高く、安全な地域ともいえます。
あと、West Actonなんかも日本人が多い地域です。
駅周辺を歩いていると、必ず日本人に会います。
で、この地域でもっとも大きな駅は、Ealing Broadwayでしょう。
駅前にかなり大きな商業複合施設があり、ほとんどのものはそこで揃っちゃいます。
加えて、この街はちょっとだけポッシュなところでもあるので、オーガニック関係の食材やさんが充実しています。
あと、イタリアンとか。
てな感じで、とくに家族で赴任される方々は、やっぱりこの地域がもっとも住みやすいのではないでしょうか。
あと、単身でも、日本食材店や美容室などはありがたいものです。
旅行の方も、一度覗いてみてはいかがでしょう。
このあたりの情報は、観光ブックには書いていないはずですから!
おわり。
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