今日は、わたしの憧れ、そうワインの聖地ブルゴーニュに行ったときの訪問記録を。
例によって週末を利用しての旅でしたので、金曜日に仕事を終えてから、パリ→ディジョンへと移動。ブルゴーニュという地域は広いのですが、中心に2つの大きな街があります。
ひとつはボーヌ、そしてもうひとつが、ディジョンです。パリからのTJVはディジョンにつきますので、ホテルもディジョンに確保。
パリを出たのが、夜7:30だったので、ディジョン到着は9時を過ぎておりました。
そして、グーグル先生に教えてもらいながら、約10分の徒歩でホテル到着。
ホテルのバーでまずはグラスでブルゴーニュの赤を軽く一杯だけいただいて、その後ワインバーを探しにポップアウト。
そりゃブルゴーニュの中心地だからワインバーなんてはいて捨てるほとあんだろ、、、え、、ない?
10時前なのにもうとっても静かで開いている店はあんまりない。
見つからない、、、、。。迷子になりかけて結局飛び込んだのは、
アイリッシュパブ、、、、なんでやねん!
てなことで、初日の夜はビールで更けていくのでありました、、、 残念無念。
翌日、いよいよ朝9時、ロンドンから申し込んだブルゴーニュテイスティング1日ツアーの待ち合わせ場所へと。
書類に書いてあった待ち合わせ場所、それは赤い電話ボックス。
スパイじゃないだから、、、、トレンチコートとか着て、たばこ吸ってないとダメな感じ?
でもだんだんと人が集まりだして、、今日は盛況らしく、10名の人達集合。車2台にわかれてツアースタート!
今日は二つのテスティングを行うそうなのだが、最初の道中で、フィサン村→ジュブレイシャンベルタン村→モレサンドニ村→ヴォ―ヌロマネ村→シャンボールミュジニー村→ニュイサンジョルジュ村を通り、そして目的のボーヌへ。
それを聞くだけで、ブルオタのわたしとしては大興奮。
これたぶん、ほとんどの人わかんないでしょ。
でも私は昔ソムリエの試験をうけようかとおもったくらいブルゴーニュにはまって、、、、20年。
オタク冥利につきるツアーコースなのです。
まずは、ジュブレイシャンベルタン村を車は進むのです、この方向は特級畑、きっと方角からすると現れるのはマゾワイエールシャンベルタンかシャンベルタンクロドベーズ、あるいはシャペル、、、車窓からもれなくチェック。
おーーーーー長嶋ーーー!! あれがマゾでこれがクロベズ!!
この時点でブルオタとしては興奮度マックス!
そりゃそうだろ、シャンベルタン特級ですよ!みなさん!
NYで言えば、五番街。
他の人たちまったくこの興奮が理解できぬよう、、、「ずーっとブドウ畑が続くね、、」なんて言ってる。
ちがうんじゃよ!!クロベズだよ!その隣はまさに特級のなかの特級ナポレオンの酒、シャンベルダンだよ!!
できたら車とめてもらってすべての特級畑を歩いて、そして畑毎の土壌や剪定方法とかを確認したい、、、できれば枝を何本残しているかも、、、さらにできれば土壌のサンプルもほしい、、、、
でもみんなと合わせなきゃ、、、オタク涙。
がしかし、Jakeの熱意をくんでくれたのか、車を止めてくれたのは、隣のモレサンドニ村。それも特急街道のすぐ横の特級畑である、クロデランブレー、クロサンド二やクロドラロッシュ!
またもや幸せ度は急上昇!!
素晴らしい!
ひとしきりの興奮後、再度車に乗り込んで、いよいよ次はJakeが一番好きな、シャンボールミュジニー村と思いきや、、
通過!!!えええ、、止まって頂戴!!
午後に戻ってくるとなだめられ、 テスティング会場であるボーヌへと。
でも一般のアメリカ人とかJakeの嘆きの意味は全くつかめない様子。どうも普通の観光客。
「え、なんで? テイスティングのほうがいいよね、普通、、」
どうしてわかんないの?あの至高の畑、ミュジニーがあるんだよ?おまけにボンヌマールも。ひょっとしたらルーミエさんがいるかもしれないんだよ?え、知らない?ほんとに?おれだけ? 残念、、
そして、無事ボーヌ到着。
試飲は、あまり有名というよりは、それを売りにしているドメーヌで行われました。しかし、結構手広く作っているようで、カーヴにはもうわんさかとワインが眠っていました。
中にはこんな代物も、、、
え、鍵かけてないの?って感じです。
そしてカーヴの奥にテスティングルームがあり、ここでいよいよスタート!
全員、オーガナイザーのお兄さんからテスティングの仕方、色、香、味をどのようにテストするのかを教えていただきました。
正直、味の見方、口に含んで回す、そして空気を入れる方法はまったく知りませんでした。日本で良く見るそれとは全く違いました。
やってみたら、軽くむせこんで、オタクのプライド台無し、
でも、うーん、幸せ!
ということで、5種類のワインをテスティングしまして、その後はボーヌの街中でランチ。
オーガナイザーのおすすめのレストランにいきましたが、もうビックリするくらい美味しくってさすが食のフランスを実感。おそるべし、この店ぜひ行かれたらいいと思います。
ロンドンもおいしいけど、さすがフランス、なかなか素晴らしいもんがあります。むろん、店によるからね。
そんでもって、おのお店でいただいた赤があまりにもおいしかったので、オーガナイザーにお願いして、それが買えるワインショップに連れて行ってもらって、2本ピック!
てなことで、この時点でもうボトル半分くらいはすっかりと飲んでおりまして、かなり上機嫌。
基本テイスティングははきだすのですが、あたしゃそんなことしませんでした。
吐き出したのは、一番裾物のワインだけ。中級以上のワインはすべて飲み込んでいただきましたとさ。
てなことで、そののちは、次回のレポートですが、あのめくるめくブルゴーニュの頂点を目指します!
お楽しみに。
おわり。
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