ロンドンにすんでいて、食事について困ることはほとんどありません。
以前から書いているように、世界の料理が楽しめる街、そしてとくにEUからの移民の人たちのおかげで、本当に美味しいお店が多いのです。スペイン料理、イタリア料理、フレンチ、、、、そしてモダンブリティッシュというわれる料理。
自炊の点では、肉、野菜と果物は日本より安くておいしいですね。なんといっても種類が倍以上ありますので、各国から入ってくるでしょ。
しかし、、、、、、、ひとつだけこまっちゃうのが魚なんですね。
日本のみなさん驚くと思いますが、まずスーパーに新鮮な魚が売っていないのです。あるのは、そうですね、サーモン、シーバス、コッド、、数種類がパックされて売られている程度です。質的には、、、です。お刺身?絶対ありません。不可能です。
そして、たまにスーパーでもfishmonger(魚屋)併設の店があるので、買ったりしますが、やはり選ばないとダメですね。選ぶと比較的良いものはあります。
実際、有名レストランや一流ホテルでの食事でも、魚については?と感じたことが少なくありません。要は生臭さを感じるのですね。
なぜか、、、
あるとき、日本から来られて長くロンドンで有名和食店を切り回しておられるシェフと食事をした際に聞いたのですが、そもそも中央市場の時点で魚の質が厳しいそうです。これは日本と比べてですよ。要は、漁をした現場、あるいは水揚げされた現場で日本ならやるべきような魚の処理がおこなわれていなくって、結果、鮮度が低い。あるいは凍っちゃってる、、
なので、そのシェフのお店は魚をよくしっている日本の卸売り業者から購入されているとのことでした。
そして私は、、、、最寄り駅から乗り継ぎひとつを入れて、3駅向こうのAtariyaさんというお魚屋に月1回の買い出しを行います。
ここは、お寿司屋さんを経営しているのと、ロンドンにある多くの和食店に魚を卸しておられることもあり、なかなか良いのです。
そして、本日も行ってまいりました!
購入したのは、鮭、サバ、アジ、イワシ、マグロ。
なんと地味な作業なのですが、それをそれぞれ一食分にラップをしまして、そして冷凍しちゃうのです。
出来上がりがこれ!!
なんとブログに向かない地味な記事でしょうか、、、、残念、、。
しかし、仕事の帰りにちょっとスーパーによってお刺身や新鮮な魚の切り身が帰る日本とはまったく状況が違うということがわかっていただけたかと思います。
どうしても食事は毎日のことだから、52歳のオヤジには、肉料理→肉料理→肉料理、はつらいんですね。なので、このように魚を仕込んでおいて、煮てみたり、焼いてみたりとやっておるわけです。
いやー地味ですみませんでした!
おわり。
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