「なぜVectorはこんなに人気があるんだろう?」ときどき不思議に思うことがあります。
もちろん、Vector生は “英語が格段に上達” します。
それはいちスタッフである私がこの目で見てきたたしかなこと。
それでも、これだけ巷に “楽して英語が身につく” “楽しく英語学習!”など魅力的な話があふれているなか、
Vectorは「(授業は)とっても厳しいよ。(英語習得は)ラクな道のりじゃないよ」と、入学前の生徒にばっさり宣言します。
「なのになぜみんな、この “厳しい” Vectorにわざわざ来るのだろう?」
今月29日に行われたVector卒業式、今回はとにかくみんな、泣く、泣く、泣く。
自分のスピーチで泣き、人のスピーチで泣き、先生からcertificateを受けとって泣く。
基礎の文法クラスを卒業したばかりの生徒も、文法クラスから上級の実践応用スピーキングまで通いきった生徒も、
みんなそれぞれにいろんな思いの涙をこぼしていました。
そして卒業式でのみんなの涙を眺めていたら、Vector人気の答えがなんとなく見えてきました。
「この生徒さんたちは、
“楽しいだけで英語が身についたらどんなにいいか…でも楽しいだけでは、本当に英語をマスターすることはできないんだ”
って、いつか心のどこかではっきり気づいたんだな。
だから、Vectorに来たんだ。」
英語はラクじゃない。
このことにすでに気づいている英語学習者は、実はたくさんいるのです。
でも認めてしまっていいのかわからない。認めたところでどうしたらいいか分からない。
そんな思いを抱えていた英語学習者たちが今、次々とVectorに出会い、
思う存分、なりふりかまわず一生懸命に英語と向き合える場を見つけているんですね。
たかが英語の勉強で泣くなんて、大人なのにみっともなくない?って思う人もいるかもしれません。
でもみっともなくても、最終的に英語が上達した人が結局「勝ち」。
たとえ恥をかいても涙を流しても、どうしてもものにしたい何かがある。
その気持ちこそが、Vector生の英語上達の秘訣なのです。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。