昨日は、議会で潜水艦発射核搭載弾道ミサイルのリプレイスについての国会審議があって、472対172の圧倒的多数で維持が可決されました。
May首相は、
「誤った(見当違い)の理想主義のために最終的護衛手段を放棄してはならない。」
「首相して有事の際は、躊躇なく核を行使する」
「半世紀にわたり国防にって致命的に重要であった」
と明言し、大多数が指示しました。これ同じ発言を日本の首相がしたらメディアはどうなるでしょう。隣国も含めて。
イギリスは核保有国であると当時に、欧州各国と同様、集団的自衛権を有しています。
長い長い欧州の攻めた攻められたの歴史の中で、自国の国民の生命と財産を守るために国が果たすべき役割と手段はなにかという国防の観点でこういう結論にいたっているわけです。
一方、今回は労働党首が反対に回ったことで、共和党からだけではなく、労働党議員の多くからもその指導力に対して疑念の声が次々と上がっています。
このあたりの事実を日本の人達が知ったらどう感じるでしょうか。
英国は世界の指導者としての地位をアメリカに譲りましたが、依然として欧州では揺るぎない影響力を持っていることは間違いのない事実です。
そういう国の国防論を知ることは、実はとても意味のあることではないかと今回は感じました。
そしてもっとも驚くへきことは、このような議論は国民にとっても「当たり前すぎる」議論であって、新聞の1面にもならないのです。
写真をご覧ください。子供服の広告と同じ程度のスペースです。
おわり。
そして、翌日の新聞の一面にもなりません。ごらんの通り、子供服の広告のうえにちょこっとです。
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