いよいよ2週間前からロンドンでの英語レッスンが始まった。
2回受講したが、目からうろこ、、、、Jakeはケンブリッジ英検CAEを2回受験したけど、2回とも不合格 (つД`)ノ
文法、リーディング、ライティング、スピーキングは全部合格なのに、リスニングが最低点、、、、日本人にはよくある現象だそうです。
そこで、同じように勉強しても同じ結果になるのは目にみえているので、思い切ってリスニングレッスンをロンドンで開始!
まず、オリエンテーションに行って驚いたこと、それは、リスニングを改善するためには、発音レッスンをまず受けなさいということ。
つまり、一般の日本人が「こうだ」と思いこんでいる各単語の発音というのは、現実から遠い曲がったものということ。原因は、ネイティブの発音とは似ても似つかぬ、しかも英語をしゃべれない英語の教師から発音を学んだこと。
そしていまだにその発音が根強くインプットされたままで、リスニングのときにそれを頼りに単語やフレーズを聞こうとすること。つまり、間違った地図を頼りに目的地を探す行為と同じということです。
だから簡単な単語、そしてその連続が全く拾えない、、、
そして気づいたのですが、諸悪の根源がカタカナ。これがあるがゆえに、出鱈目な発音の先生から習った単語をしかもカタカナでインプットしていまう。これはもう悲劇です。カタカナさえなければ、辞書に載っている発音記号をたよりに記憶するはずです。
もうひとつ、音声学上は明確にあるのに、英語の授業でまったく習わないweak formという発音方法。簡単にいうと、多くの単語には強発音と弱発音があって、よほど強調しなければならない場合を除いてほとんどは弱発音になるそうです。これが強発音とはまったく違う、つまり、我々が習った単語の発音とはそもそも違うわけです。
例えば、thereのウイークフォームは、発音記号が書けないので、あえていうと、舌を歯で挟んで漏れる濁音、ザとダの間のような音で母音はとても短く弱くはかない音。母音はシュワと言って、あのeをひっくりかえしたみたいな発音記号のやつです。
そしてare のウイークフォームは、これもeがひっくり返ったような発音記号(シュワ)の母音のみ。つまりアともエともつかない弱くはかなくとても短い音になるのでare のウイークフォームなんてもうため息みたいな音なのです。
そんでもって、there are の発音というのは、それがくっつくわけなので、無理にカタカナでかくと、ダ(ザ)ラ、、にしかならないわけです。ゼア、アーとは似ても似つかぬものです。
これが発音の現実だとわかりました。だから聞こえない。我々は、ゼア、アーを探すので見つからない。そして発音してもわかってもらえないという不幸が起こります。
ちなみに、典型例でCAPBOARD、日本語発音でいうカップボードは、無理にカタカナで書くと「カバッドゥ」になります。アクセントは「カ」にあります。
OAがシュワになり、イングランド英語では、後ろに母音のこないRは発音しないからだそうです。
ためしにロンドンのオフィースでイギリス人に発音してもらったらまさにその通りでした。
恥ずかしながら、ロンドンに住んで1年たっても全く進歩がないのは驚くべきことではないということがはっきりとわかりました。
びっくり仰天の英語の旅はまだ始まったばかり。
がんばるぞ!52歳の出発なのだ!!!!
おわり。
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