おはようございます。
津梁貿易の金城です。
アフリカなどでは、会社はただの箱という認識が主流です。
誰でも知っているような大手でない限り、会社の名前でビジネスをするのは難しいのかもしれないですね。
会社はただの箱。
この認識をしっかり持っていないと騙されたり、不要な出費がかさんだりするかもしれないですね。
さて、本日はシリーズ「中国古典」「兵法三十六計」ついて書きたいと思います。
勝戦計という、自分が相手より優位な立場に立っている場合の戦略のうち、5つ目のパターンです。
今日は、「趁火打劫」「火に趁(つけこ)んで劫(おしこみ)を打(はたらく)く」
原文は以下です。
敵之害大(敵の被害が、大きいなら)
就勢取利(勢いに乗じて、利益を取る)
剛決柔也(強者が、弱者の運命を決める)
これは、以下の故事からの知恵です。
戦国期、斉が、韓と同盟して燕を攻めようとしましたが、その時に趙と楚が妨害しました。
その様子を見ていた、秦と魏が韓を攻めました。
斉王は韓に援軍を出そうとしましたが、臣下の田臣思(でんしんし)が、趙や楚が韓を助けるので放置しておくよう諌めたそうです。
その結果、趙や楚は韓に援軍を出し、秦、魏、趙、楚、韓の間で戦争になりました。
その間に斉は一国単独で燕を攻めたが、他国の妨害がないので30日で攻略に成功した、とされています。
これを大まかに解説すると、敵の被害や混乱に乗じる、いわゆる火事場泥棒の計略ですね。
状況によって、この火事場泥棒は大きく顔を違えてきます。
意外と深いですよ。
それでは明日、この「趁火打劫」を応用した例をご紹介しますのでお楽しみに!
それぞれの貴重な情報を完全無料・期間限定で公開中!!
他では絶対得れない情報なのでこの機会にぜひ!
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。