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NO1696 原発は危険なもの(57)

今年も咲いたハイビスカス
今年も咲いたハイビスカス 10日(金)福島原発はまだまだ予断を許さない。第一原発から2キロ内からプルトニウムが検出されたり、62キロも離れた福島市でストロンチウムが検出された。これらの物質は圧力容器内の燃料溶融による漏えい以外には考えられず、重大な事態だ。

 静岡県内のお茶からもセシウムが検出され、どこまで広がるのか不安だ。関西電力は根拠も示さず15%の節電を呼び掛けたことに、大阪の橋下知事が反発し、協力できないとした。電力の需給量のデータ開示を求め続けてきたのに一切応じなかったという。なぜだ!

 橋下知事は関西広域連合で原発の新規断念、自然エネルギーに軸足を移すべきだとの主張に対し、関電の社長が「メガソーラなど足しにもならない」としたことに対しても、「役所的で地域独占のおごりがふんだんに出るような体質を見た」と痛烈に批判した。

トマトの生育も楽しみ
トマトの生育も楽しみ さらに「結局原発が必要だという土俵に乗せようとするものではないか」と述べ、関電社長発言を批判。君が代では一致できない知事とは原発で認識を共有できそうだ。人間の認識など案外そんなものかもしれない。原発推進派と脱原発派のせめぎ合いも土俵際だ。

 原発銀座の汚名を持つ福井県小浜市議会は9日、原発からの脱却を求める意見書」を全会一致で可決した。福島第一原発事故を教訓として、エネルギー政策の抜本的な転換を図り、期限を定めて原発から脱却することなど5項目を国に求めている。意見書では、

 「脱原発のほか、*30年を超す高経年化原発(この言葉も後日取り上げる)の運転延長を認めない*防災対策重点実施地域をはじめとする安全基準の抜本的見直し*避難道路や避難施設などの早急な整備*原子力安全・保安院の経産省からの分離独立と権限強化。

玄関前の花も今盛り
限界前の花も今盛り これらの内容は従来、原子力情報資料室、社民、共産両党、原発反対派が求め続けてきたそのものである。大きな犠牲を払って、ようやく自治体の全会一致まで世論が盛り上がってきたということである。しかし、経産相、首相の発言に巻き返しの強さも感じる。

 電力会社の政治力を軽視できない。原発事故の裁判はすでに何件か提起されているが、先月5月19日の口頭弁論で東電は「これまでの想像をはるかに超えた、巨大でとてつもない破壊力を持った地震と津波が事故の原因で対策を講じる義務があったとまでは言えない」

 3月末に提訴された裁判でも東電側は「原発の建設は法令に基づいて適切に行われてきた」と主張し、反省の色はまるでない。自民党や民主党小沢グループの「東電の責任ばかりを追求するのはおかしい、政府が前面に出よ」との論も電力会社の意向の反映だ。

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