おはようございます。
津梁貿易の金城です。
今日で今週も終りですね。
週末になるとメールや電話が少なくなるので、仕事もひと段落することができます。
そういったメリハリはきっと大切なものなんでしょうね。
本日は、シリーズ化している兵法三十六計です。
この記事のタイトルにある、勝戦計とは、
こちらが戦いの主導権を握っている場合の定石を書いたパートです。
この、勝戦計のほかに、敵戦計・攻戦計・混戦計・併戦計・敗戦計があります。
では、今日のテーマは「囲魏救趙」「魏を囲んで趙を救う」
原文は以下です。
共敵不如分敵(敵は、集中させるよりも、分散させる方が良く)
敵陽不如敵陰(敵の、表から向かうより、裏から向かう方が良い)
これは、以下の故事からの知恵です。
戦国時代の中国で、当時強盛を誇った覇権国家・魏が趙と戦った際に、趙は次第に追い詰められ、ついに魏軍に都を包囲されてしまいました。
趙は同盟国の斉に援軍を求め、斉はすぐさま趙を救援させます。
しかし、斉は魏軍を攻めるのではなく、魏本国を攻めることで、魏軍を趙から撤退させ、引き返して来た魏軍を桂陵の戦いで大破して趙を救いました。
ちなみに、この頃の斉軍は中国で一番弱い軍と言われています。
このように、敵を一箇所に集中させず、奔走させて疲れさせてから撃破する戦術を囲魏救趙の計と呼びます。
これを大まかに解説すると、
どんな場面でもその余裕がある者が、優位にその場を支配する事を指します。
決して、相手と同次元で、張り合わない事が大切なのです。
その優位に立つ方法として、相手の戦力を分散させることの重要性を説いています。
それでは明日、この「囲魏救趙」を応用した例をご紹介しますのでお楽しみに!
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