*写真はA先生との思いでの中国旅行
南京の中華門
8日(水)晴。機会があれば、是非東北へのボランテイアに参加したいと思い、時々ネットでチェックしていたが、ようやく地元バス会社の新潟交通が募集していたので、申し込んだ。7月2日日帰り。朝4時出発、夜9時帰着。宮城県南部のどの町かまだ連絡はない。
発送電分離や原発を監視する規制機関の分離独立の話が進みそうなのは歓迎すべきことだが、同時に警戒も必要だ。執拗な管おろしも、実は電力業界からの巻き返しだと解説する人もいる。まして、大連立にもなろうものなら、一気にブレーキがかかる恐れがある。
特に福島原発事故調査委員会(委員長は『失敗学』の畑村東大名誉教授、委員に柳田邦男氏など10人)には経済界に不人気の人物が多く、横やりが入る可能性もある。この人選も管さんの主導だったと言われ、米倉経団連会長等が不満を言い立てている。
南京の孫文像
最近の新潟日報の社説は原発については明らかに方針を転換したかのように見える。今朝も「日本は事故に学んだか」と題し、ドイツの「決断の速さ、手際の良さには驚くほかない。どこぞの国とは大違いだ」「フクシマで原発が甚大な結果を学んだからだ」という脱原発を決断したメルケル首相の発言を紹介し、日本政府を皮肉っている。
「内容は極めて現実的で、手法もソフトランデングである。停止の8基はそのまま閉鎖し、残り9基のうち6基は3段階に分けて停止する。最新型の3基は電力需給がひっ迫した際の『予備』として位置付け、22年までに停止することとした」
こうしたドイツに学ぼうともせず、経産省や評論家の三宅久之等は、「日本では現実的ではない。自然エネルギーは不安定」等と声高に叫んでいる。これに対しても社説は「国としての『生き方』を国際社会に示した意義は大きい。まさに『フクシマから学んだ』のである。事故に学ぶべきは日本だが、その気配はない」国民意識も問われかねない。
北京の宋慶齢像(孫文夫人)
最近テレビに度々登場する飯田哲也氏は原発推進論者に一つ一つ反論している。例えば風力発電は今回、地震にも津波にも全くダメージを受けなかったという。太陽光発電についても「山手線の内側の土地が必要」などの論法で無理だと思わせようとしていると。
技術の進歩は日進月歩でパネルも屋根やビルの側面にも張れるようになっており、価格が高いという宣伝も、普及すればするほど安くなり、これからの10年が勝負だと。管さんがサミットで表明した20年代前半に20%にできるととの論は飯田氏の主張を借りたものだと経産官僚上がりの評論家・岸博幸氏などが嫌味を言っているが、世界的に見れば風力発電は毎年30%のペースで市場が拡大しているというではないか。
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